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FITBOXでZwift環境を整える

親の運動不足解消のため、できるだけ安くzwiftができる環境を整えてみました。テレビ以外の設備に5.5万くらい投資すればいけます。 

構成

スピンバイクにスピードケイデンスセンサー(マグネット式)を取り付けてAppleTVにbluetoothでデータを送信します。 

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用意したもの

1) fitbox lite 第3世代

fitbox第3世代のデザインが良かったので、こちらにしました。FITBOX(5万)とFITBOX LITE(3.5万)の違いは以下の3点で、zwiftをやる上では要らないオプションだと思ったのでLITEを選ぶ事にしました。

スピード表示用のディスプレイの有無
ブレーキレバーが有無
ペダルの種類(fitbox = 2, lite = 1)

2~3万円で、FITBOX LITEより安い他メーカーのスピンバイクも検討しましたが、デザインが好みでは無かった点と、静音性に対する評価が高かったので見送りました。

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2) Apple TV HD

4Kと悩みましたがコスパ重視でこちらを選びました。 

3) スピードセンサー

最近ではマグネットが不要なセンサーもありますが、スピンバイク+zwiftの環境で使用する場合には微妙です。

zwift側がホイール周長を自由に入力できずスピードの調整ができないので、下の動画のようにUSB扇風機使うみたいな方法になってしまいます。なので、あえてマグネット式のスピードケイデンスセンサーを使う事にしました。

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https://www.youtube.com/watch?v=iEDQtJSERSc&t=183s

FITBOXでは、ロードバイクのペダルを設置することもできるのでガーミンvectorやassiomaなどのペダルでパワーを計測するタイプを付ければzwift体験としては一番良い選択にはなります。 ただzwiftにハマるかどうかもわからない状態でスピンバイクが2台分+シューズのコストを払うのは馬鹿馬鹿しいのでやめました。

4) マグネット (ケイデンス計測用)

ケイデンス+スピードセンサー両方これでいけると思っていたのですが、磁力が足りずにスピードの方が反応しずらかったのでケイデンスのみこれで反応させています。

5) マグネット (スピード計測用)

6x2mmのネオジム磁石では足りなかったので、スピードの計測にはこちらを使用しました。

センサーを取り付ける

CooSpo BK8を以下のようにクランクに取り付けます。電池を入れる方がケイデンスセンサーでクランクの中心軸に、スピードセンサーはペダルの近くに取り付けます。

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スピードセンサーとケイデンスセンサーの位置は逆でも良いです。クランクの中心軸に近い方がマグネットとの距離が一定になるので、むしろそっちの方が良いのかもしれません。

マグネットを取り付ける

マグネットは以下のように貼り付けました。ケイデンスセンサーはクランクが一回転する度に1回反応させれば良いので、マグネットは1つ付けます。

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スピードセンサーに反応させる磁石の数は、ギア比によって変わります。
ギア比は、クランクを1回転した時にホイールが何回転するかということなので、例えばギア比が2であればクランクが1回転する度にホイールが2回転するので、磁石は2つ付ければ良いという事になります。 FITBOXの負荷調整は8段階ありますが、自分の体感では負荷3でマグネット4つくらいがちょうど良い気がしました。(普段はクランク計測タイプのパイオニアや4iiiを使ってます)    ペダル型のパワーメーターを使って、ギア比を逆算することもできるかもしれませんが、運動不足解消が目的なのでそこまではやりませんでした。 知ってる方いたらご教示ください。

FITBOX(liteじゃ無い方)を使っている場合は、ディスプレイに速度が表示されるようなのでzwiftに表示される速度と一致するようにマグネットの数を調整してやればより良い体験ができるかもしれません
ギア比が1.5などは2回に1回反応させるみたいな事をしないといけなくなって難しいので、8段階のうち整数値に近いギア比(負荷)を選択するのが良さそう
センサーの反応を確認するためにセロハンテープで仮止めしてますが、使ってるとセンサーと磁力で反応して剥がれてきましたので、動作確認ができたらより固定力の高い物を使った方が良さそうです。

zwift起動から初期設定の手順

AppleTVでzwiftをインストールして起動したら以下の手順でセットアップします。

1) SPEED SENSORを選択する

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2) 自転車のクランクを回す

センサーを起動するためにクランクを何回か回します。2~3回回したら起動してZwiftの画面にCooSpo BK8が表示されたら次に進みます。

3) あなたのトレーナーを洗濯して下さい。
一番下までスクロールしてNot listedを選ぶ

4) スピードセンサー、ケイデンスセンサーが起動している事を確認したらlets go を選ぶ


次世代フィットネスマシン

今後はzwift対応したフィットネスマシンが安価で手に入る時代になりそう。


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