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2024.3月【金沢1泊2日】

いい加減行きすぎなのでは?と言われてしまうかもしれないけれど、今回は父母と3人で金沢へ旅行に行った。
決めたのは12月くらいで、今年の初めに震災が起きて直前まで行っていいのか悩んだけれど、3月16日には新幹線開通のためしらさぎ1本で行けなくなるし‥と思い決行。
復興支援のためとか、大義名分なことは言えないけれど私は金沢がとても好き。行きたいから行く。


1日目は電車内で恒例のドトールのモーニング。朝、車内で美味しい朝食を食べれる幸福感。
その後は父はお酒を飲んでいたり、母は景色を見ていたり、私は本を読んでいたり。各々の過ごし方でのんびり過ごした。本当にあっという間に着いてしまう。次もまた電車でいこうと思うと、米原で乗り換えたり敦賀で乗り換えたりしなきゃ行けなくなるのかあ。行けるはいけるけど、やっぱり少し不便にはなるなあ。

金沢は曇り空で、覚悟していたよりかは寒くなかった。
例のごとく今回も【天然温泉 加賀の宝泉 御宿野乃 金沢】へ宿泊。
毎回一応他のホテルを探すけれど、立地の良さ、価格、サービス面でここを選んでしまう。


その後は父の強い希望もあり、近江町市場でもりもり寿司を食べに。待っている間に市場内で海鮮を食べてきた。牡蠣、ホタテ、ウニ、ボタンエビ‥どれを食べても美味しかった!
もりもり寿司では父は感動、母は2回目なので得意げに食べていてそれを見ているのが面白かった。


その後は主計町茶屋街やひがし茶屋街に移動。入りたかったお店が店の外にまで並んでいたため、断念して近くにあった日本酒を試し飲みできる店舗へ。
ここがまたよかった!好きな口当たりを伝えるとオススメを教えてくれるし、それがまた的確で。このお店でしか買えない種類と聞いて父がたくさん買ってくれた。

父が飲んだのが、「加賀龍」
辛口が好きでしっかりお酒感のあるもので飲むととにかくインパクトがすごい。

私は天狗舞の「聖賢」
天狗舞好きなので迷わずこれを。口当たりなめらかで飲みやすい。

母は梅酒の「酒楽」
甘くて飲みやすいけどお酒の香りがちゃんとする。でもとっても飲みやすい!


ひがし茶屋街にある【酒楽】さんというお店です。おつまみも色々選べて一杯500円で気軽にお酒が楽しめる、配送できるからおみやげにもオススメな店舗さんでした。

その後はひがし茶屋街のメイン通りにお店を構える【波結】さんへ。
メイン通りを見下ろしながらお茶が楽しめるお店だったよ。
お茶についてきた昆布?が美味しくてこれだけ別で買いたいくらいだった。

一度ホテルへ戻り休憩してから尾山神社と玉泉院丸庭園へ。
一部立ち入り禁止区域があったりして、当たり前だけどここにも震災の影響があったんだなあと再実感。またここに来れてよかった。
本当に大好きな場所です。立ち入り禁止区域には絶対歩きたいところもあったので、また行くね。


時間があったので、二十一世紀美術館で甥っ子たちに絵本を何冊か購入。有料スペースが閉鎖されていたり、有名なプールは現在休止中とのこと。新幹線が開通したらここら辺も回復してくるかな?目玉展示品でもあるし。


そして今回も夜ご飯は【いたる 本店】さんへ。
もう金沢の夜ご飯はここでしか食べれないのでは?と思うくらいおすすめしたいお店。

・珍味三種


前回食べてどうしても酒飲みの父にも食べて欲しかった一品。
手前からホタルイカの沖漬け、イカの塩辛の墨和え、蟹味噌。イカの塩辛が最高すぎる。口と歯は真っ黒になります。

・刺身 中桶

桶の大きさに思わず声が出るほどでした。震災の影響で、海産物にどんな影響が出ているかわからなかったけど、変わらず美味しく、種類も多くて行く度にその美味しさに驚きます。量が多いので、途中まで食べると小さな桶に盛り直しをしてくれる。これがまた嬉しいサービスだよね。

その後はタコの天ぷら、白子の天ぷら、カニ面、治部煮ととにかく海の幸を大満喫しました。
お酒は天狗舞蔵出しミニタンク→常きげん→加賀鳶→手取川虹→竹葉といただきました。どのお酒も美味しいけど、加賀鳶、竹葉は好みだったな。ミニタンクはここでしか飲めないので何度も言うけど是非チャレンジしてほしい。口当たり滑らかで飲みやすい。


ホテルに戻り、温泉に入り、締めの夜鳴きそばを食べた後にまた飲み始めた父はとんでもないなと思いながら眠さが限界だったので私は早々に寝ました。

翌朝も朝から豪勢にバイキング。私はパンをメインに食べてたけど、父は海鮮丼を作り上げてとても満足そうでした。前回母を連れてきた時も喜んでくれたし、今回初めてきた父も喜んでくれた、このホテルは本当に満足度が高い。


その後は再び尾山神社と玉泉院丸庭園へ。昨日の夕方に来るのと朝来るのでは全然空気感が違うな〜と父が言っていたよ。私のおすすめは断然朝。

これは玉泉院丸庭園から離れたくないとごねている私。
撮ってくれたのは父。こうやって顔が隠れていたり後ろ姿だとSNSで使いやすくて助かるねと父に伝えたんだけど、ここから恐ろしい量の私の後ろ姿を撮り始めます。面白い人です。

石垣がところどころ少し崩れているな、とかあの石ひょっとして飛び出てきたのかなとか垣間見える傷跡みたいなものがあった。金沢城公園は直後確か入園できなかったので、かなり安全や整地が進められているんだろうけど、こういうのを見るととても怖いことだよな、と思う。


今回の兼六園は桂坂口から。1番出入りする入り口もあってか、券売機での購入だった。好きあのは蓮池門口なんだけど、父は初めてだしとりあえず王道を攻めようと思って。

私の兼六園オススメルート。行かれる方は是非ご活用ください。(笑)
内橋亭で抹茶休憩を挟みつつ、今回も兼六園は変わらずいい場所だった。梅林が咲き始めていたので見に行ったけど、色んな種類が咲いているのに香りが混ざっていなくて良かった。


人が少なかったので、琴柱灯籠でもバッチリ写真撮ってもらえました。若干遠すぎるアングルで面白い。


そしてわたしの兼六園内一番のおすすめスポット、黄門橋でも撮ってもらいました。これは一人旅では撮れないし、写真を撮るのが苦手な母にも頼めないし、3回目でようやく念願叶いました!
木々が囲い込むような中に現れる黄門橋。もののけ姫のこだまたちが出てきそうな雰囲気で、人が本当に少なくて、苔まで美しくて‥。兼六園に行く機会があればぜひ。


行くか悩んだ金沢。行ったらやっぱりよかった。
印象として、観光客はまだ少ない。日本人はいるけれど、外国の人、特にヨーロッパ系の人たちが少ない印象だった。そのおかげか、バスが乗りやすかったり(現在周遊バス左回りルート運行なし、3月16日から土日は復活するそう)観光しやすかったりはしたけど、まだまだ本来の活気ではないことだけはわかる。

冒頭にも書いた通り、震災復興という大それたことは思っていない、好きだから、行きたいから行く。金沢、とてもいいところです。素敵な場所が多く、美味しいものもたくさんある。能登の復興のために色々な取り組みをされてました。直接手助けができるわけではないけれど、素敵な場所に行ってそれが支援だと喜んでもらえるならそれはとても嬉しいこと。

新幹線が増えれば、東京からのアクセスが増えるかな?私たち中部勢は行きにくくなるけれど、いろんなところに活気が早く戻るといいな。

金沢、また行くね。

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