もくようびの人

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  • ささくれ

    息をしてて引っ掛かった過去のあれこれを書きます

  • 主にもくようびの話

    あまり救いのない小説のようなものです 辛くなったときにでも。

最近の記事

もくようびのひとの話

散々心を揺さぶったもくようびの人と会ってから5ヶ月が経った。 散々会いたくて仕方なかった人に合わなくなってから2ヶ月が経った 散々気を引こうと話題を探していたのに、最後は連絡を取ったのがいつなのかも、もう分からなくなった。 今見ているドラマで、15年だか20年だか付き合いもせずでもお互いに好き、という2人がいて。 去年くらいまでだったら「すごいなぁ、純愛だなぁ」と思っていたけど、 今となっては「いやいや、ありえないから」って思ってしまう。ドラマなのに。 恋愛のタイ

    • げつようびの(そしてかようびの)はなし

      唐突だけど、あの子についての記事を書くのはやめにすることにした。(元々誰に向けたものでもないけれど) 当初は自分を慰めるために文字にして少しでも落ち着こう、あわよくば上手いことあの子と付き合って最終的にハッピーエンドで終わらそう、 と目論んでいたのだけれど、実際は書けば書くほどいろんな感情が思い出されて辛くなってしまうことの方が多くて、駄文とはいえかなり消耗してしまうことがわかった。 ここしばらくは自分で自分の感情の行き先が見えないくらい不安定で、 「どんな手を尽くし

      • にちようびのはなし

        今日は「彼女」と会う日だった。 別の女の子の話ばかりしてしまっていて申し訳ないので、少し「彼女」のことにも触れたいと思う。 「彼女」は去年の春くらいに友達から紹介された。第一印象は「おっとりした人」で、僕とは真逆のタイプだったけど、何回か一緒に遊ぶうちに心地よさを感じるようになっていた。 それは多分、こちらの話をよく考えて、咀嚼してくれる人だったからだと思う。平日夜に会うことが多かったのと、当時見たい映画がお互いにたくさんあったので、デートのほとんどは映画だった。見終わ

        • あいだの日のはなし

          長い長い1日を終えて、すっかり明け方になって家に帰ってきた。このまま夕方まで寝ていよう、といきたいところだったけれど、忘れてはいけない。今日は火曜日、平日なのである。 眠りに落ちるギリギリで、午後出社になることを上司にLINEして、力尽きて寝てしまった。昼前に目を覚まして、支度をしつつ、あの子にもLINEをした。 「彼女」からの連絡はもう何日も来ていなかった。次に会うのは来週末と決まっていたけれど、なにをするかが一向に決まらなくて、そのことが僕を少しだけ不快にさせた。

        もくようびのひとの話

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        記事

          げつようびのはなし①

          あれは年も明けて少し経って、2020年も板についてきたころ。 大学時代の同級生の女の子とふと会うことがあって、合コンをしようと誘われた。実を言えばそのとき僕には彼女と呼べる人はいたのだけれど、本当に付き合ってるのかわからないような関係の人で、それに嫌気の差していた僕は特に後ろめたさもなくそれを承諾した。 彼女とは別に喧嘩をしていたわけでも、問題を抱えていたわけでもなかったけれど、深く愛し合うことも、求め合うこともなかった。たぶん彼女は僕に興味がなかったのだと思う。そして僕

          げつようびのはなし①

          おことわり

          これは僕が辛くなったときに書いて 辛かったことをいつか思い出すために書き連ねていくものになる予定です。 回顧録みたいなものですが もし読むのであれば 実在の僕の友人や あなたや あなたの友人ともなんの関係のないフィクションだと思って読んでください。