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Yuzu
2018年11月17日 22:08
そのへんを歩いた。まず会ったのは、朝顔。枯れ忘れたかな。もう冬が来てしまうよ。でも、2人でよかったね。曇り空、はじけてた。季節外れの打ち上げ花火。線路のわきの暗い道で、君に自転車で突っ込んで、もう、ずいぶんの時間が経ったよね。自然の中に数学があるってさ。あの人が見たら、なんて言うのか。会って話がしたいと思う。ススキが揺れる。風に揺れる画面。止まっているのに柔ら
2018年11月8日 22:59
今日は、もう戻ってこない。今の気持ちも、いつかは、分からなくなってしまう。いつか終わると分かっていても、笑っていたい。知ることへの恐れを知らなかった頃のように、新しく知ることを手放しに喜べないけれど。終わりを知った上で、その上を嬉しさで、まきまきしておく。まきまきするたび、ありがとうって言う。終わってからじゃ遅いと知っているから。知っていても、できることは、それくらいだから
2018年11月5日 23:58
最近、よく涙が出てくる。本を読んで、音楽を聴いて、シャワーの音と、眠りに落ちるその前に、図らずも人前で。冷えた指の先、乾燥した空気に晒された髪の毛。シャワーで、冷えと乾きを、称(たた)えながら、シャンプーを軽く泡立てる。濡れて重たくなった髪に、指を通す。目を閉じて、触り心地の暗い世界。指先で、触れる地肌を感じる。泡立った頭を、てっぺんから解かし流す。解けて、ぺったんこの