ハナウタを歌ってみると・・・
ハナウタを歌うときって、ちょっと機嫌のいいときというイメージがあります。トラブルに直面していたり、体調の悪いときはそんな気分にはならないというか、思いつきもしなさそう。
体の調子が良くなさそうだなと心配していた家族がハナウタ歌っているのが聞こえてくると、なんとなくホッとしたりします。
人の考え方や性質はなかなか変わらないけれど、行動は変えることができる。行動を変えると、まわりの人は「あれ、あの人、いつもと違うな、なんか変わったな」と思ってくれるようになる。
そんな内容の文章を以前、板倉聖宣さん(科学史、教育学の研究者。1930-2018〕が、月刊誌『たのしい授業』(仮説社)で書かれていたことがありました。
その文章を読んだ翌日、当時勤めていた会社で、ハナウタを歌ってみました。とくにそういう気分だったわけではなく、機械的に歌ってみたのです。
すると、「お、なんかいいことあったの?」と、早速、会社の先輩が反応。
おぉぉぉぉ。行動をちょっと変えてみたら・・・実験結果がすぐ出ました。
これはそんな大袈裟な話でもないけれど。でも、もし「変わりたい」と思うなら、行動を変えてみると、まわりの人も変化を感じてくれるはず。
それにしても、ハナウタって、ちょっとしたバロメーター。
ようこそ。読んでくださって、ありがとうございます。