青天を衝け 第28回「篤太夫と八百万の神」

篤太夫が駿府藩から新政府からの要請で出仕するまでを描いている。

出来てまもない新政府の混乱ぶりと新政府を担っていく人材 実務ができる

ものがいないがわかりやすく描いていてよかった。

篤太夫と大隈重信とのやりとりがコミカルで興味深かった。

大隈自身も何も知らされていない わからない情勢の中で大蔵省

財政の責任者として業務をこなしている。だからこそ 自分を支える人材を

世間から幅広く それそれが神 八百万の神として 支えてほしいとあっぴろげに篤太夫に自分のことを話すあたりはコミカルでよかった。

終盤の篤太夫を改めて栄一が大久保らの会議の最中に無断で張り込んで

自分の意見を朗々と吐いて あとで場所が違うと指摘されて困惑する場面は

コントを見ているようでよかったです。

大倉の大隈を見ていると大隈という人物はどのような人物であったのか調べてみたく思いました。

慶喜さんと栄一とのやり取りもよかったです。

草彅くんの慶喜をみていると幕末の動乱 烈公の息子でなかったたら

平穏無事な人生で終わっていたのかもしれないと感じる。世の中のめぐりあわせが人の人生というものを変えるのか感じてならない。

読んでもらうことで自分をわかってもらえる人がいるのだなと分かってうれしいです。本や旅のための資金にあてていきたいです。