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週末死にたい病?

…なのかなぁ? 3連休最終日。昨晩から、どうもダメだ。

物理的には、仕事が追い付かない。次の1週間を「生きていく」だけの準備ができない。
そして、それは「気力」の問題でも。まったくやる気が起こらない…。

昨晩は9時前に寝てしまい、途中、夜中(1時過ぎ)に起き上がって暗い部屋の中、ベッドの上に座って中島みゆきを歌うという謎の30分ほどがあったが、それでも、都合12時間近く寝た。

ギター、買おっかなぁ?
これまで2度ほど手にしたことはあるんだけど、ちっとも弾けるようになりそうな予感がしなくて、すぐに挫折した(ウクレレもダメだった…。)。でも、今、アルコール止めて飲んだくれてる時間をギターの練習に充てれば弾けるようになるんじゃなかろうか?(いや、そのふたつはきっと無関係なんだよね…。^_^;)

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トップの写真は、土曜日、野田マップを見に行ったときの出で立ち。シャツの間から「もちっと」Ahiruがちらっと覗くように♪

野田マップ「Q」は3年振りの再演。キャストも舞台セットも前回と一緒で、もちろん初演時を思い出すんだけど、でも、ところどころ演出が変化していて、そして、「劇」全体が成長している感じがした。

*****さんが上手になっていた(私、彼女、あんまり得意じゃないんです。スタイルが良すぎるんだろうか? 何となく立ち姿とかがきれいに見えなくて、なんだか気になるんです。)。
竹中直人さんが馴染んでいた。パンフレットで、「東京乾電池の人から、『野田さんとは合わないでしょ?』と言われた」「自分でもそう思ってた」みたいなことを彼が話していて、確かに、初演時はかなり「浮いてる」印象がした。けれど今回はしっくり馴染んで見えた。カーテンコールのときの彼の笑顔もステキだった。
広瀬すずさんは、相変わらず天使だった。そして、前回以上にパワフルに、明らかに上手になっていた。彼女が全速力で舞台を3周くらい走る場面があるんだけれど、そこと、最後の方で「瑯壬生ー!(ロミオ―!)」と(だっけ?)叫ぶがシーンがあるんだけれど、それがいいなと思っていたら、パンフレットの中で彼女がこんなことを語っていた。

この3年の間、影像のお仕事をさせてもらう中で、自分のお芝居や表現の仕方が小さくなっていくようで不安に感じることがあったんですが、そんなときは、よく『Q』のことを思い出しました。感情やエネルギーを目一杯開放できる環境が、すごく恋しく思えて。動きの緩急も含めて、全身を使って表現することは、まだまだ難しいですが、私は身体を動かすのが好きなんだなと改めて感じて、またあの場所で思いきり解き放てることがとても楽しみです。

野田マップ『Q』パンフレットより

確かに彼女はきっと「体育会系」で、舞台3周の全力Runはメチャクチャ格好良かったし、彼女が身体を動かすことに喜びを感じているのがこちらに伝わってくるような演技だった。カーテンコールのとき、意外と無表情でそれが少し不思議だったんだけど、たぶん「やり尽くした」って感じの放心だったんだろうな、と思う。きっと、毎回。ホント、天使だと思った。
そして野田秀樹さんについては、竹中直人さんがインタビューの中で「野田さんは神です」と語っておられたが、私は彼をシェイクスピアだと思っている。(しかも、演出ができて、演じることもできる。だからやっぱり「神」なのかな? 来夏に新作が予定されているという。彼と同時代に生きていることをこの上なく幸せに思う。)

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これは、劇場前のビルにて。
この写真は再掲。秀逸だと思う。
これは、行きし。JR大阪駅前で。
これらを歩道橋の欄干に貼ったら警察にひどく怒られたのだとか。
なので、草に括るという妙案。

大阪駅前では署名をし、少額だけど慰労の気持ちを込めて募金をした(署名は、90分で50筆くらいらしい。)。
何が正しいのか。
何を信じるのか。
何を疑うのか。
何が偽りだと自分は分かっているのか。知っているのか。知っているのに、知らないふりをしているのか。
そして、負の遺産を後世に残していこうとしているのか。

私は、自分が正しいと思うことを信じて行動したい(もちろん、野田さんたちに比べるとまったく非力なんだけれど。)。