マラパスクア 島内の様子
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前の記事でマラパスクア島へのアクセスについて書きましたので、この記事では島内の様子をご紹介しようと思います。
マラパスクア島は南北2.5km東西1kmほどの小さな島です。
歩いて島一周することも出来ます。
車は滞在中一度も見ませんでした。
走れるような道路もないので、恐らくないのだと思います。
代わりに島民の足になっているのはバイクです。
タクシーとして後ろに気軽に乗せてくれるので便利です。(乗せて欲しそうにしていると向こうから声をかけて来て乗せてくれます。1乗り50ペソでした。)
島の様子を一言で表すと、「まだ完全に観光地化されていない商業化途上のリゾート地」と言ったところでしょうか。
島の産業の殆どは観光なので、島民はすれてきているところもありますが、それでもまだまだ完全に商業主義にそまっておらず、昔ながらの自給自足ののんびりした生活も残っています。
完全に欧米化した南国リゾートはフィリピンに限らず幾らでもありますが、美しい自然と、最低限のサービスと、昔ながらの人々の素朴さが適度にミックスされているのがこの島の特徴だと思います。
近代的で快適なリゾートを期待して来ると期待外れかもしれません。
それを色濃く感じたのは、島内でカードが全く使えないこと。
宿でも使えなかったので、来島の際には十分な現金をお持ちになって下さい。
ATMは3台あると言っていましたが、当然日本の口座から現金を下ろすことは出来ず、使えたとしても金利と手数料を払うクレジットのキャッシングになりますので。
もう一つの特徴としては、日本人を含む東アジア人が非常に少ないことです。
ネットでそう書いてあったので今回この島を旅行先に選んだのですが、実際に来島してみると本当にいませんでした。
前の記事に書きましたが、3泊して日本人は帰りの船で始めて見かけました。
韓国人のグループはいましたが、多くはありません。
基本欧米人とフィリピン人で、海外気分(?)を味わえます。
そんな島内で何をして過ごすかというと、多くの人の目的はダイビングです。
島の周辺にニタリザメという希少種と高確率で出会えるポイントがあり、世界中のダイバーから注目を集めています。
ダイビングをしないのであれば、島からバンカーボートで2時間ほどの所にあるカランガマン島という美しい島へのツアーが人気です。
朝早い出発で一日がかり、昼食もついていて2,500ペソ位です。
私は現金が心許なかったので参加しませんでしたが、行った方は皆さん絶賛しています。
紹介はそれらの方のホームページに譲ります。
その他には島の周辺を半日ほどかけて巡ってくれるシュノーケリングツアーもあり、私はこれに参加しました。(参加と言っても私一人で、所謂貸し切りでした)
ツアーの内容は、島南部の小さな島の周辺、日本の沈没船が見られるポイント、小さなサメが見られるポイント、コーラルガーデンと呼ばれる珊瑚が見られるポイントの4か所でした。
貸し切りなので、それぞれのポイントで飽きるまでシュノーケリングが楽しめます。
こういったツアーはビーチでぼーっとしていると、向こうから幾らでも声をかけて来ます。
参加する気がない場合は鬱陶しいくらいです。
それだけ殆どの人は何らかのアクティビティに参加して島の経済に貢献しているのでしょう。(ここでもカードは使えません)
が、私は敢えて何もしないという過ごし方もお薦めしたいと思います。
現金が乏しかったこともありますが(笑)元々そういう過ごし方が好きで、ビーチの木陰で本を読んだり、昼寝をしたり、気が向いたらバーに行って何か飲んだり、といった感じで丸一日以上過ごし、日常から離れ(逃避し)すっかりリラックス出来ました。
マッサージ屋さんも何軒もあります。
300ペソ程なので連日夕方になるとやってもらいました。
今回私が泊まったのが Hippocampus Beach Resort という宿です。
ビーチの目の前という好立地で、食事の出来るバーも併設されているので不自由はありません。Booking.com で予約し、素泊まりで2,000ペソ/泊程。
部屋はテラスのある2階で、シャワーの水圧など物足りない点もありましたが、比較的新しい建物で普通に清潔、価格からすると妥当な宿でした。
以上、島内の様子をご紹介しました。
次の記事では島に鳥のように(?)いっぱいいたフィリピンの犬について書きたいと思います。
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