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クリエイティビティ

子供たちが、動画をつくる! と意気込んで、ここのところ、毎日きょうだい3人で、タブレットで何かを撮ってる。

中学生ユーチューバーというのが流行っていて、それに触発されたんかな〜と思うけれど、自分で何やら無料ソフトを見つけて、勝手に使い方学んで、色々やってる。

3人それぞれ、ヘンな芸名をつくり、

長男「どうもこんにちは! 〇〇です!」
長女「〇〇でぇ〜す!」
二男「〇〇でつ」

って試し撮りしては、お兄ちゃんが無料ソフトで編集して、テロップと音楽を載せて、みんなでゲラゲラ笑ってるという。

アップするかどうかはともかくとして、みんなであれこれ企画を考えて騒いでいる姿は、どこか見覚えがある。

30-40年前。

当時大人気だった『欽ちゃんの仮装大賞』に家族や友達と出たい!と言って、毎日ネタを何か考えている時期があった。

自分なりに何か、アイディアを紙に描いたり、友達と何か考えたりしていたはずだけれど、ああいうショートネタって、オチをつけるのが非常に難しい。結局なにもまとまらないまま、そのうち忘れてしまった。笑

でも、何か作りたいな、というウズウズした感覚は、記憶に鮮明だ。

もうひとつ思い出がある。

5年生くらいの時に、劇団〇〇というのを、同じクラスの何人かの男女で作って、ちょっとお金持ちの家の子が持っていたビデオカメラで撮影して、ドラマを作ろうとした。(言い出しっぺは私ではない)

たしか、『1001回めのプロポーズ』とかいって、流行りのドラマのパロディものだった。

でもやっぱり大したヤマもオチも作れなくて、未完成のまま。

そのうち、主人公役を誰がやるかとか、あの子はちょっと嫌いだから劇団に入れてやらないとか、じゃあ私たちも他の劇団作るもんとか、なんか揉めて、学級会で、なぜ誰かを仲間外れにするのか 的な反省会があったり?

よくわからない騒ぎもあった。記憶がとにかく曖昧だけど、なんかあった。

小学校の、社会の縮図感よ………

まあそれはさておき。

テクノロジーが違うだけで、「なんかやりたい」気持ち(クリエイティビティ)があって、でも物語やアイディアのストックがあまりなくて、ワラワラしてるこの感じは、私の子供時代も、今も、同じだなあ。

我が子ら、小学生にありがちだけど、「汚い方面の下ネタに振る」しか、ギャグのバリエーションを思い付いてないあたり、ふっ まだまだだな って思うww でも、これも渾身のクリエイティビティだよなあ。

これから、いろんなベクトルの人、物語、コンテンツに触れて、世界を広げたらいい。大人が喜びそうなものだけではなく、眉をひそめるようなものも含めて。

私たち大人が理解できないものも飲み込んで、世界を楽しんでほしい。

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