オーボエレッスン #52・53

 6月分レッスンの記録です。
(5月はコロナ感染者がかなり増えてきていたのでお休みしました。)

#52
 久々のレッスンです。
先生に「何か痩せた?」と言われて気づいたけど、腕時計がゴソゴソになっていました。
梅雨のためになかなかお散歩にも行けておらず、お出かけもずっとしていません。完全に運動不足です(^_^;)
月に2回、電車に乗ってレッスンに通うのがちょっとした運動と息抜きになっていたのに、本当にコロナは色んなものを奪っていったよな…と思います。

 この季節はマスクの下が高温になり呼吸が早く、また浅くなりがちで困ります。
音出しをしていると、やはり「呼吸が浅くなってきているからお家で呼吸の練習をしてきてね」と言われました。
マスクをし出すまでは出来ていた、背中が膨らむぐらいというか、肺を縦にいっぱい膨らませる感覚が最近分からなくなりつつあります。
凝り固まった背中をほぐし、ブレスビルダーや腹式呼吸の練習で取り戻していきたいです。

 さて、HINKEのLEGATO №2、3、4、6、7、8を聴いてもらいました。
特に№2と6は「模範演奏みたい!HINKEでこんなに興奮したのは初めて!!」と褒めて頂けました(^^)
ただ、№4 9小節目のドラドラがしっかり指を離し切れていなくて音が混ざっている、№6 8小節目のソ#の小指がわずかに遅れている、№7 11小節目~ハーフホール レ→ファ、ミ→ド#の辺りでまた小指が遅れ、音が混ざっていると指摘がありました。
やっぱり小指は難しいですね。
№4と6はすぐに直って、№7は宿題となりました。

 もう少し出来ているつもりだったけれど、先生の前ではボロがいっぱい出てしまいます。
でも「本当に丁寧に練習してきてくれている。今までやってきたことがきちんと応用されているよ」と言って頂けて良かったです。

#53
 少し前まで夏日のような日が続いていましたが、毎日雨予報ばかりになり、リードが不機嫌です。
先生に整えてもらい音出し。

 また呼吸が浅かったので、「1回立って吹いてごらん」と言われ、立ってみたらいつもより息を取り込めたような気がしました。
急に取り込めすぎて、軽くめまいがしたぐらい(^_^;)
大きな音も自然に出ました。
「呼吸の仕方が分からなくなったら、立ってみて」とのこと。

 続いて宿題になっていたHINKEのLEGATO №7を聴いてもらい、合格。

 それから残されていた№5の解説を聞きました。

★8分の6拍子なので、音符3つで1つの塊だと考える。
★1つめと4つめの音符に拍が来る。
★最初は3連符のリズムで練習していくが、最終的には付点4分音符のリズムで吹けるようになること。
★躓きやすいポイントは14小節目のブレスの位置。

 絶対このリズム苦手そうと思って吹いてみたら、案外普通に吹けました。
それよりも運指がまた嫌な感じ。ラドラド、ド#ミド#ミなど、私が失敗しやすい並びで、それをクリアしたと思ったら突然のブレスがあります。
すごいトラップw
練習あるのみですね。指に叩き込むしかない。次で合格してSTACCATOに進むんだい。

私 「HINKE自身もオーボエ奏者だったんですよね?」

先生「多分そうだと思うよ。HINKEの情報があまりにも少ないからはっきりとは分からないけれど、オーボエ奏者にとって嫌なことばかり詰まっているもの(^_^;)
  でも、これらが全部吹けるようになったら、もっけさんの吹きたい曲は全部吹けるようになるからね」

私 「HINKEはどうしてこのエチュードを書こうと思ったのでしょうか?」

先生「その当時はオケによってオーボエ奏者の技術のバラつきが激しかったから、それをなくそうと思ったんだと思うよ」

 少しずつ進むにつれて、HINKEのいやらしさが垣間見えてきて、思わず訊ねてしまいましたw
謎に包まれたおじさん、HINKE。一体何者なんだ。

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