オーボエレッスン #40 #41

 10月分レッスンの記録です。

#40

 音出しをし、『アシタカせっ記』を聴いてもらうと、「手が速く動くようになってきたね。特に左手が様になってきた。」と褒めて頂きました。
全体的にも「私たち音楽をしている人間はどうしても細かいところが耳についてしまうけれど、音楽やってない人が聴く分には全然問題ないと思うよ。」とのことでした。
聴いていた家族にも「『もののけ姫』の曲だ」と言われたので伝わっているようです。

 大体は仕上がってきて、後は細かい手直しだけ。
32分音符のリズムがまだきちんと掴みきれておらず怪しい。
それから転調の一番の見せ場というか、聴かせる部分で息が足らず、苦しくなってきて圧がかかり音が上がってしまうのが問題。

 息の問題は最初の休符で息を逃がす・次の休符で息を吸うようにしたら、音が落ち着きました。
「オーボエのブレスには吐くだけ・吸うだけのブレスがあります。覚えておいて下さいね」。
オーボエは息を吐くというか、捨てるのが本当に難しい。

 先生としては年末に向け、1曲丸々吹ける体力をつけさせたいようで、『ジュ・トゥ・ヴ』の譜読みをしてくるようにと言われました。

 レッスンの後は1年2ヶ月ぶりにメンテナンスに出してきました。
ようやく行けました。満遍なくオイルを入れてもらったからか、全部のキイが滑らかに動くようになりました。1年以上ぶりだと本当に感動するレベルで変わりますね。
日帰りで見てもらえ、また全体的に問題なかったようで良かったです。
次は3月頃に行ければ良いな。

#41

 まずは『アシタカせっ記』を聴いてもらいました。
「めっちゃグレードアップしてる~!」と褒めて頂きました。
「『アシタカせっ記』は難しい運指が多くてそれに慣れてきたからか、手首の位置が固定されていて、ハーフホールの押さえ方がスムーズになった。『コンドルは飛んで行く』の時に比べるとずっと良い。」。

 転調の部分はまだちょっと高めになってしまっていたけれど、落ち着いてやれば出来たので合格をもらえました。
「難しいのによく吹けたね。難しいと感じなかった?」と訊かれたけれど、そもそも先生に移調してもらって吹きやすくしてもらっているし、好きな曲だったから何も気になりませんでした。
今回は16分音符の速い部分はカットだったので、いつかフルで吹けるようになりたいです。

 続いては『ジュ・トゥ・ヴ』。
「どれぐらいの速さで吹いてる?」と訊かれ、「moderateだから♪=96ぐらいで…」と言ったら、「moderateって書かれているけれど、それぐらいの雰囲気でってことで、これぐらいは欲しいです」と♪=144まで上げていく先生。
♪=96で練習していた私にとっては、それまで穏やかにスピッツの曲を弾いていたのに、突然すごいBPMのロックを弾かせられることになったような衝撃でした。
「ちょっと待って!?」となって、とりあえずは♪=100で吹くことに。
これなら何とか吹けました。
でも最終的なゴール地点は♪=144だそうです(^_^;)

 聴いてもらうと、「リズムで躓くかと思ってたけれど良い感じですね。」。
1ヶ所ブレスが忙しいところがあり、先生にどうするのか訊くと、「4分音符を16分で考えて、16分の♪2拍分まで音を吹き切って、残り2拍でブレスを吸う感じ。音を吹ききると同時に口を開ける。ブレスの際には急がずお腹の支えを緩めない」とのこと。
とにかく落ち着こうと思います。一つ一つしっかりやっていこう。

 『アシタカせっ記』が吹けたからか、一旦お休みになっていた『リズと青い鳥』(私の目標です)のレッスンも再開していこうかと言われました。
まずはあの曲の中では吹きやすい、第三楽章冒頭を練習せよとのこと。
少し前に『アシタカせっ記』が吹けるようになってきたし、『リズと青い鳥』も少しは上手く吹けるようになってきたかな?と思い吹いてみました。
まぁ…そんなに変わってなかったかなw
吹けるようになりたいですね。どちらも。


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