オーボエレッスン #6

 インフル明けで久々に外出した私。
ずっと寝ていたのでちょっぴりヨロヨロ。

 そんな私をひと目見た先生、「風邪でも引いていましたか?」。
相変わらず鋭い観察眼。
インフルに罹っていたことを説明すると、今回はあまり体に負担をかけないレッスンにするとのこと。

 というわけで、楽に吹ける方法を教わりました。

■音を出す前にDmとかコード(3和音)をイメージしてみる
 Dを出すときにDだけを狙うのではなく、まずは和音でイメージしてみる。
 一音だけ狙って出そうとすると体に力が入りやすい。

■眉間にシワが寄らないよう、鼻の下を伸ばすことを意識する
 また指摘されてしまった…^^;
 音を調整する際、眼球の周りの筋肉を使うので、そのときのために眉間に余計な力が入らないよう、鼻の下を伸ばすことを意識する。
 鼻の下を伸ばすと眉間にシワが寄らない。

■吹くときの足の向きはつま先をやや外側に
 私は椅子に浅く座り、つま先を真っ直ぐ向ける感じで吹いていたけど、かかとを椅子に寄せてつま先をガニ股というか、やや外側に向ける感じで座り直してみたら、息の支えがしやすくなった気がする。
 内股とかだと太ももに変な力が入って、上体に捻りが入ってきたりするみたい。

 続いてタンギングを見てもらいました。
『大きな古時計』では同じ音のタンギングばかりでしたが、少しステップアップして、音を変えながらタンギングしていきます。

 ポイントとしては、指が変わるときリードに舌をつける。
最初から最後まで息を吐き続ける・止めない。

 少し見てもらったあと、次回までの宿題が出されました。

B♭ A B♭ A B♭ 
B♭ A G A B♭
B♭ C D C B♭

 これらをタンギングしながら吹きます。
音が行って戻ってきたり、CからDは指の動きも大きいので指の方に意識が行きがちだったりと、それぞれ難しいポイントがあります。
 音が途切れてしまうときがあるのと、顎が動いてしまうので意識して息を吐き続け、最小限の舌の動きで練習していきたいと思います。

 前の宿題『大きな古時計』は奇跡的にクリア。
お腹に力が入らなくて、もう一度吹かなきゃいけないかなと思ってたんだけど。

先生「良いじゃないですか!」
私 「え、そうですか…?」
先生「お腹しっかり使えてたし、上手に吹けてたよ!
 私が直してもらいたかったところ全部直ってたもん!
 練習してからインフルになったのね。
 じゃあ次行きましょう!」

 『大きな古時計』の楽譜に花丸をつけられて、何だか書道教室に習ってたときのことを思い出しましたw

 そして次からは『アメイジング・グレイス』をすることになりました。
ポイントとしては、低音から始まるので息の支えをしっかりと意識。
4分の3拍子の拍のとり方。
左Fと右Fの使い分け。
 それからC→FとなるときCの小指が離れるのと同時に左Fの小指で押さえる、F→Dのとき左Fの小指を上げるのと同時にDの薬指で押さえるといった風に、離れている指同士を同時に動かすよう意識していくと上手く行きやすいとのこと。

 曲で合格をもらうとステップアップした感が感じられて良いですね。
体調を崩さないようにして、しっかり練習して行きたいと思います。

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