オーボエレッスン #48・49

 3月分レッスンの記録です。

#48
 今回はリードを新調。
オーボエ吹きならありえないと思うでしょうが、私はリード2・3本を3・4ヶ月使うので、最後の方は本当にしんどくなってくるんですよね。どんなに調整してもダメで(でしょうねって言わないで)。今みたいにタンギングの連続だともうしんどいしんどいw(^_^;)
先生が調整してくれた新しいリードはやっぱり吹きやすいです。これなら息も続きそうです。

 軽く音出しをした後、『HINKE Sostenuto 1~4』を聴いてもらいました。
「タンギングも音も綺麗。丁寧に吹いている。でも、全体的に息が浅い」
それから2分音符が短いとも言われました。
音符や休符に与えられた時間のことを、「音価」と言うそうです。
始めたばかりの人たちは、2分音符だとメトロノームが2回鳴るまで伸ばせば良いと思いがち。私も…(^_^;)
でも、3回目のメトロノームが鳴るまでが2分音符の音価なので、そこまで伸ばすよう言われました。

 それから息の浅さについては、息を吐くと書かれているところはしっかりと吐き切る。
そうしないと吸うところでたっぷりと息を取り込めず、息が持たないとのこと。

 また、ブレス後、アタックが上手く出来ていないところがある。
特にSostenuto 2の9小節めのハーフホールのレ。ここは自分でも抜けてしまったなと思いました。

 Sostenuto 3にはブレスの指示がありません。
自分で考えてごらんなさいというHinkeからのメッセージ。
先生にアドバイスをもらって、休符ごとに○ ’ ○’ ○ ’としました。
今後は新しい曲を吹く際、こういう風にどこで 吐く/吸う/吐く&吸う/かを考えてみましょうと言われました。

 Sostenuto 4は最後の8小節を一気に吹き切らねばならず、手前のブレスが重要になってきます。

 一通りアドバイスをもらったところで、Sostenuto 5~8を譜読みしてみましょうと宿題が出されました。
パラッとページをめくると、楽譜がぎゅうぎゅうになっているせいか、突然難易度が上がったように感じました(^_^;)

 先生曰く、「Sostenuto 1には、オーボエを吹く上で大切なことが全部詰まっている。これからも1だけは毎回チェックするからね!」。
どのエチュードも1が一番難しいそうです。
Sostenuto 1は、日々の練習に必ず盛り込んで吹いていきたいと思います。

 『Jupiter』もちょろっとだけ聴いてもらいましたが、時間が足りなくて中途半端な感じで終わっていきました。
吹いてみて、息が全然足りていないなぁと感じました。おまけにp~ffまで音の強弱があって、どうやってその差を出していくのか。
今の私にはそのメリハリを出せません。
HINKEでもう少しブレスコントロールを身につけてから再度吹きたいです。

#49
 土砂降りで重たくなったリードを調整してもらい、音出し。
腰が浮き気味になっているので、もう少しどっしりと構えましょうとのこと。

 まずは『HINKE Sostenuto 1』を聴いてもらいました。
「前回とは比べ物にならないほど良い。よく練習しているなと言うのが分かる。
ただ、後半のアルペジオの部分で息が暴れているので、一定方向で吹くようにしましょう」と言って、先生が先程の私の吹き方で吹きました。
音によってテンションがバラバラと言うか、聴いていて不安定な気分になりました。
それを踏まえ、一定のペースを保ちながら吹いてみたらOKをもらえました。

 Sostenuto 2~4を連続でやってみたら「素晴らしい!」と花丸をもらえました(^^)
特にSostenuto 4の後半8小節は、直前にしっかりとブレス出来、最後まで息切れすることなく落ち着いて出来たと思います。先生も褒めて下さいました。

 Sostenuto 5は跳躍のある部分は歌を歌っているとして、5度高い声を出すときに当たる場所へ息を当てることを意識しましょうとのこと。
先月のレッスンで教わったことです。その息の切り換えと、息を吐き続けることに注意して吹いたら、こちらの曲も合格をもらえました。

 それからSostenuto 6~8、LEGATO 1の譜読みをしてみましょうと宿題が出されました。
Sostenuto 6~8は、家でも吹いていて、Sostenuto 8の9小節目から息が続くかどうかがネックなぐらいかな。
これはブレスをしっかりして、一定のペースを保っていければ何とかなりそうです。最後まで持つ息の量を探っていきたいです。

 LEGATO 1はスラーで結ばれた最初の音をアタックする。
9小節目からは息を徐々に上げていくつもりで吹きましょうとのこと。

 1はもちろん難しいけれど、2…。
ギターでいうところのハンマリング・オンとプリング・オフの繰り返しじゃないですか。
いきなり大変じゃない??(^_^;)
うーん、2週間で仕上げられるかな~?

 HINKEは初心者が絶対に引っ掛かる絶妙の位置にトラップが仕掛けられていますね。
Hinkeが「や~い、引っ掛かった♪」って笑ってそうw(^_^;)
パッと見簡単に見えるけれど、それぞれのエチュードに課題という名のトラップがあって、全部きちんと出来ていないと上手く吹き切れないようになっています。
これは難しいなと思って、少し前まで週3ぐらいしか吹いてなかったけれども、最近は毎日吹いています。毎日吹かないと吹けないのです。

 先生が本当の初心者の子にこれをやらせると進まなくて行き詰まるので、先に音出しやスケール、簡単な曲などで少しずつ慣らして、ある程度のことが出来るようになってからHINKEをさせるのだと。
そうするとグンと伸びるのだそうです。
私もグンと伸びたいので、今までで一番真剣に取り組んでいます。本気です!ここでしっかり基礎固めたるからなっ!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?