オーボエレッスン #37

 蒸し暑い日が続きます(レッスン日当時はまだ梅雨明けしていませんでした)。
湿度が高い割には楽器もリードも何とか頑張ってくれています。厳しい気候だけど乗り越えていこうね!(今メンテ出せないから良い子でいてね!)

 さて、音出しの後、『コンドルは飛んで行く』を聴いてもらいました。
Bのブロックの8分音符の長さや装飾音に関してはOKをもらえました。
しかし、自分でも自信のなかった3連符のリズムが怪しかったのと、ブレスのところできちんと息を捨て切れていないのを指摘されたので、次までに家で練習します。
 家でメトロノームを3連符のリズムでポクポク鳴らしながらやっていたら掴めてきたので、今度のレッスンでは出来ると思います。
理屈は分かっているのだけど、リズムを理解するまでにどうにも時間がかかってしまいます。

 それから『アシタカせっ記』。
原曲キーは♭が5つもあり、今まで多くて♭2つのしか吹いたことのない私には難しかったので、先生にキーを変えてもらいました。
それでも♭4つ(何ていう調かは知らない)。
久石譲さんの曲は終盤で転調するのが多く、そこが醍醐味で、聴かせる曲にしようとすると♭1つ減らすぐらいしか出来ないとのことでした。

 この曲での試練は、まず運指。
前後の音の関係で、3つのFと左Esを駆使せねばなりません。
Asも多くて左小指が忙しいし、頭を使います(^_^;)
右小指をCisキイ~Esキイ間でスライドさせるテクニックも教わりました。これは結構楽しいw

 フォークFは半音下がりがちなので、一般的には使われにくいみたいですね。これを吹くときは明るいめの音になるよう、息遣いに注意しようねとのことです。

 吹く前には毎回、

ラ♭ シ♭ ド レ♭ ミ♭ ファ ソ ラ♭

のスケール練習をせよとのこと。

 試しに曲を半分ほど吹いてみたところ、「正直もっとオリジナル要素をぶっ込んでくるかと思ってたけど、譜読み出来てるじゃん!すごい!」と褒められました。
曲を知っている上にキーボードでも弾いてみたし、さらに楽譜スキャナーにも読ませて確かめたからでしょうね。
知らなかったらオリジナルな吹き方になると思いますw
 途中で16分音符連チャンで跳躍があったり速かったりする部分がありますが、そこは今は良いと言われました。
16分で吹くのに抵抗がなくなってきたらまたやりましょう。全体吹けるようになったら原曲キーでもやってみましょうとのこと。

 原曲キーだとHigh Esがあるのでまたハードルが上がりますが、それを加味してもやっぱり『リズと青い鳥』よりかは吹けそうです。曲の速さもゆったりですしね。
♭4つの楽譜を譜読み出来るようになった今なら前よりは易しく見えるかも知れないと、久々に『リズと青い鳥』の楽譜を見てみましたが、気の所為でしたね…w(^_^;)
みぞれちゃんへの道のりはまだまだ長いです…。

 さて、教室周辺でコロナ感染者がたくさん出てきたため、またしばらくお休みさせてもらうことにしました。
自分の身近な人に迷惑をかけてしまうのが嫌というのが一番の理由ですが、もう一つ。

 現在、様々なアーティストの方々がまたコンサート等が開催出来るよう、飛沫の実験をしたり、その他対策を講じたりと日々頑張っていらっしゃいます。
そこで私が感染したらどうでしょう。
みなさんの努力が水の泡になってしまいます。
それどころか音楽自体、悪にされてしまいそうな気がします。
ただ趣味でやっているだけの人間が、音楽で食べていっている方々の足を引っ張るわけにはいきません。

 だから今は我慢です。
体とモチベーションが戻ってきたところで悔しいですが。さぁこれからだぞ!というところで邪魔されてばかり。もう、やめてよね。
出来れば8月中にある程度収まってほしいところです。
体調管理をしっかりして、今度のレッスンで先生を驚かせるぐらい上達しておきます。

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