オーボエレッスン #42 #43

 11月分レッスンの記録です。

#42
 管内に水滴が溜まりやすくなってきました。
加湿器を使い、しっかりと管体を温めてから吹くようにしたいです。

 まずは『ジュ・トゥ・ヴ』を聴いてもらいます。
「リズムを注意しないといけないかなと思っていたけれど、大丈夫だね」。
ブレスも前回指摘されたことは直せていたようで合格となりました。

 続いて『リズと青い鳥』第三楽章。
合っているかどうか自信がなかったので、先生の顔色を伺いながら吹いていたら、「soloなんだから、強い意志を持って吹こう。自信なさげに吹かない!」と注意されました。

 先生にフルートパートの楽譜を見せたらオーボエで吹いてくれまして、合わせてくれました。すごい!「リズと青い鳥」の朝練シーンを再現!です。
ちょいピッチ微妙なのは私の方でしたが…wf^_^;)
冒頭、オーボエはmpからmfへ移りますが、フルートはpのままのところがあります。そのmfに変わるところで、「pのフルートに負けない音量で」の指摘。
うう、音量大きくするの難しいです。
単純な考えでは息をたくさん取り込んで、たっぷり使うのが良いのかなと思いますが、それだけではダメなのがオーボエの難しいところです。

 それから今回どちらの曲でもしきりに言われたのは、鼻腔を響かせようということ(特に『リズと青い鳥』第三楽章の137~139小節)。
メガネの鼻あてが当たっている辺りを目掛けて、お腹の底から響かせるように吹きましょうとのこと。
そう意識して吹くと、広がりのある豊かな音になった気がしました。

 「リズと青い鳥」はKのブロック以降は今の私には難しいので、I・Jのブロックが良い感じになってきたら一旦寝かせましょうということに。
でも気持ちは「リズと青い鳥」に置いておきたいので、『みぞれと梨々花のオーボエ練習曲』(SALVIANI Vol.1 No.7)をしてみてはどうかと先生から提案して頂きました。
梨々花ちゃんパートなら何とかなりそうだと思いましたが、みぞれパートもしましょうねと言われてヒェッとなりました。アルペジオ大変。

#43
 『リズと青い鳥』第三楽章のKのブロック以降に備えて、半音階のスケールを練習していくよう言い渡されました。
Low C~Middle C、Middle C~High Cを順番に吹いていって、ゆっくり音を確かめながら吹くのと、今の自分の最速で吹くのをやりましょうとのこと。
ソロのとき、何の音を吹いているのか拾う練習だそうです。

 それから『リズと青い鳥』を聴いてもらいました。

 タイの付いている箇所は後ろの方の音へ向かうように吹くこと。前進していく気持ちで。

「125小節以降、ブレスの後テンションが高くなりすぎていて、苦しそうに聴こえる。冒頭のようなテンションを維持すること。ブレス後は重心を下に、息の支えをしっかりとを意識すること」。
確かに音高めになってしまっていました。

 128小節の3連符は本来ゆっくりなのですが、気持ちが急いてしまい、速くしすぎてしまっていました。それは8拍子のリズムで練習してくることと言われました。
またその後のレが1拍多くなってしまっていたので、「そこは6拍だよ」と指摘されました。

 134小節からのリズムはOK。
137小節からはもっと遠くまで音を届かせるつもりで。鼻腔を響かせる。
141小節は息を吸う・アタックする・装飾音はテヌートで。一つ一つしっかり意識して行う。

 結構細かく指摘を受けました。次までに全部直せるかな(^_^;)

 続いて『SALVIANI Vol.1 No.7』。
上のパートを3連符が出てくる手前まで譜読みしてくるよう言われました。
この曲は途中からヘ長調に転調する。それまで何の調か調べて来なさいとのこと。
変ロ長調かな…と思うのですが、どうなのでしょう。
ギターを弾いていたときはコードを見て「お、転調だ」と思ってましたが、オーボエは何もコードが書かれていない状態から転調だと読み取らないといけないのですね。
それが分かるようになるには、色々なスケールを勉強しなくては。
譜読みひとつ取っても奥深いなと思いました。

 また、この曲は休符が多いので、ブレス後は重心を下に・息の支えをしっかりとを、より意識しましょうとのことでした。
正直今の私にはちょっと背伸びな曲だけれど、音色を整えるには良いエチュードだと思うよと言われました。
二羽の鳥が気持ちよく飛べるような吹き方をしたいものですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?