オーボエレッスン #34

 隣県への往来がOKになり、ようやくレッスンを受けに行くことが出来ました。3月ぶりです。

 その間、自分でリード等何とかせねばなりませんでした。
最初は出来る限りやっていましたが、途中から何しても思うようにいかなくなり、多分これリードのコンディション以外にもアンブッシュアや姿勢なんかも悪い癖がついてきているせいだなと思い、最近ではブレスビルダーや音出しなど、最低限の練習しかしていませんでした。

 教室に行くと、先生と私との間に大きなビニールカーテンが設置されていました。後は生徒さんが入れ替わるごとに換気と消毒をしているみたい。面倒そう…。

 まず最初にリードを直してもらいました。
「先生のところで状態が良くても、家に持ち替えると悪くなってしまう。部屋の湿度が高いせいかも」と話すと、「少しお高いけど除湿機買ったら?エアコンでやるより良いですよ」と言われたので、買ってみようと思います。
加湿器に除湿機。本当、金のかかる女ですよオーボエちゃん(うちの子は女の子です)。

 リードは3本手直ししてもらったので、当面は困ることなさそうです。
でも本当の問題はリードではなく私でした。
スケールを吹いていると「肩が上がってリードを上唇に押さえつけているような形になっているよ。もっと肩を下げて」と言われましたが、私は目一杯力を抜いて下げているつもりだったのです。

 先生と話したところ、どうもステイホーム期間中のストレスにより肩が張ってきているみたいでした。おまけに家でも会社でもすることがなさすぎて、ずっと同じ体勢で座り続けているせいか、背中~腰にかけて疲労がたまっているようで、上半身と下半身が繋がっていない状態で、息を上手く吸い込めなくなっていました。
ステイホーム期間中は家に引きこもっていたし、最近肩甲骨はがしやストレッチをサボっていたしなぁ…。巻き肩気味になってしまっていたのだあろうなぁ。

 「思っていたより重症」。
腰と腕の血流を良くするストレッチを教えてもらい、練習前に毎回やりましょうと言われました。めっちゃ痛い(;_;)
でもじんわりあたたかくなった気がする。

 それからしばらくスケールを見てもらい、『バッハのメヌエット<ト長調>』や『翼をください』も聴いてもらいました。
「『翼をください』は音程やリズムは問題なしだけど、今回は合格はあげられません。この曲でリハビリして調子が戻ってきたら『バッハのメヌエット<ト長調>』の高音パートを吹いてみて」と言われました。

 最後の最後で調子が戻ってきて、ようやくビブラートもどきをかけられるようになってきました。主にリードのせいだと思ってきたけれど、リードちゃんが本気出せないの、私の実力が足りてないせいだったわー。
ビブラートは「雰囲気はつかめてきているので、そのまま練習を継続していって下さい」とのことでした。

 オンラインレッスンも悪くはなかったですが、やっぱり私は直に見てもらう方がすぐ直してもらえて好きですね。
引き続き、コロナに気をつけつつ、通いたいです。
あと運動。ここまで深刻なダメージを負っているとは思いませんでした。気持ちは元気なつもりでしたが、体は正直なのね。
真面目にストレッチやります。

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