オーボエレッスン #50・51

 4月分レッスンの記録です。

#50
 まずは音出しをしてHINKE Sostenuto 6~8を聴いてもらいました。

 Sostenuto 6、ラスト4小節の真ん中のソがテンションが高く、それを直して合格。
 Sostenuto 7はパーフェクト合格。
 Sostenuto 8はブレス後アタックを失敗している箇所がある。
ブレスの時に次の音の手にしておくと失敗しない。
この癖を身に着けておかないと、8拍子、16拍子となってくると運指が間に合わなくなる。

 Sostenuto 8は次回まで持ち越しとなりました。
でも息が持つようになってきているし、音も良いとのこと。

 続いてLEGATO 1。
前回先生から♪=77と言われていて、何か勝手に8拍子と勘違いしてしまっていて、これは大変だ~と思っていましたw(^_^;)
倍速になってるよと指摘を受け、4拍子にしてみたら、これはこれで息を持たせるのが大変だと思いました。
速度を落としたら2段目のペース配分が分からなくなり、息の圧が上りすぎて息がギリギリになってしまいました。
これも次回へと持ち越しになりました。

 それからLEGATO 2を装飾音抜きで譜読みしてきてと言われました。
これも♪=77だと思っていたので、次はこれするの?ヒェ~となっていましたが、4拍子なら行けそうです。

 レッスンの後は楽器の定期メンテナンスをしてもらいました。
音の通りやキイの滑らかさ、響きがかなり良くなりました。
今後も定期的にバランスを見てもらうようにしたいです。

#51
 教室に着いたら前の生徒さんがHINKEを吹いていました。
初心者の方のようで、失礼ながら運指にも苦労されている感じでした。
先生は以前、最初からHINKEをさせるとなかなか進まないから曲とかやってある程度慣れてから始めた方が良いと仰っていました。
 私の時もそう言われたので、2年ぐらい他のことをさせてもらってからHINKEを始めたけれど、やっぱりそうして良かったなぁと思いました。
2年半ぐらいやってきていても難しいなと思うのに、最初からこんなのしていたら全然進まなかったと思います(^_^;)

 私より経験の浅い生徒さんの音を聴くのは初めてで、私も始めた頃はこんなだったんだろうなと思うと、上手くなれてきている気がしてうれしくなりました。自分と同じぐらいのレベルの人の音を聴く機会はないので、分からないんですよね。どれぐらいのものなのか。色々と気づきをくれた生徒さんに感謝です。

 さて、レッスンです。
音出しをし始めると即「音が良くなったね!無理なく吹けている感じで。上手に調整してもらったね」と言われました。

 HINKE Sostenuto 8は全力を出せませんでしたが、合格。
前回に比べ、余裕のある感じで良いねとのこと。

 抜き打ちでSostenuto 1を吹かされ、こちらも「前より安定してる!」と褒められました。
これは毎日吹いていると言うと、「楽器を調整してもらったのと、これを吹き続けているのが良かったんだね(だから8も安定したんじゃない?)」と言われました。

 続いてLEGATO 1。
合格です。「めちゃくちゃ丁寧!」と言われました。
だけど、テンポやタンギング等を意識するあまり、コンパクトな吹き方になってしまっているので、遠くへ届けるつもりで吹くともっと良いよと言われ、それを意識して吹いてみたらOKをもらえました。

 LEGATO 2は1~2、5~6小節がレガートになっておらず、2音ずつにぶつぶつ切れてしまっていました。
また、9小節めはソ、11小節めはラに向かうつもりで吹く。
14小節めはレからソへ結構音が落ちるので、ソシ~と低いところから吹き始めることを意識する。
とのアドバイス。
これも意識したらOKをもらえました。

 それから装飾音について。
装飾音にはメトロノームに合わせるものと、メトロノームが鳴る前に吹くものとがあり、今回の場合は後者。
装飾音はメトロノームが鳴る前に吹き、12小節めのラがメトロノームに合うように吹く。

 11小節めで盛り上がって来ているところからの装飾音シで一旦落ちペースを崩されますが、これまで装飾音抜きでしっかり練習してきていたので、すぐ出来るようになると思います。

 他にもやってきた?と訊かれたので、LEGATO 3は練習中で、どちらかと言うと4の方が出来ると思うと答えたら吹いてみてということに。
LEGATO 2同様、またレガートになっていないところがあったので、要練習です。
バラバラの音だと良いのですが、例えばドラドラみたいな同じ2音の繰り返しだとミスりやすいようです。
意識して直していきたいです。

 ここでワンポイントアドバイスがあり、難しいなと思ったり躓いたりする箇所は逆から吹いてみると、運指やブレスの位置など見えてきやすいよとのこと。
吹奏楽の子たちの練習法でありますよね。自分のパートは逆からでも吹けるようにしておけみたいな。
角度を変えてみなさいということですね。
やってみると案外出来るものですね。何か面白い♪(^^)

 さて、最後に次回レッスンまで期間が空くのでLEGATO 3~4、6~8をさらってくるようにとのこと。

 LEGATO 3は入りのタイミングに注意。
 LEGATO 7は高音から始まるから息が上りすぎないように。
 8分音符が混ざってくるため音価は正確に。
 LEGATO 8はブレスをどうするか考えてみよう。
 とのこと。

 LEGATO 5はリズムが難しいので後回し。盛大に躓きそうな予感がしますw(^_^;)
宿題をざっと吹いてみた感じ、まぁ、イケるでしょうという感じ。
ひとつひとつ丁寧に精度を上げて行きたいです。


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