オーボエレッスン #63

 12月分レッスンの記録です。

#63

 音出しをし、まずはHINKE 練習曲№3を聴いてもらいます。
ダメ出しされたところが改善されていたようで、合格をもらいました。
音の長さだけで言うと、1拍でも問題なく吹けたように思います。
ただ、個人的にはもう少しメリハリつけた方が良かったと思うので、復習しておきます。

 続いてHINKE 練習曲№4。
音程や音の長さは楽譜に忠実に吹けていたようで、「4拍子だとここまで吹けるのか…!他のリズムでも同じぐらい吹けるように高めて行こうね」と言われました。
 やはり№4でも音の強弱が問題で、fをもう少し強く、そしてpを吹くときは息を弱めないことが大切だと思いました。

 特にpは「小さくしなきゃと思うと、息が細くなり途中で止まってしまい、音程があやしくなりがちなので、そういうときには背筋を伸ばして、息が止まらないようにしましょう」とのこと。
 横隔膜だけでなく、気管でも息をコントロールしていきましょうということだったと思います。本当に管楽器は体も楽器の一部ですね。
 それからfのときは大きく音を出そうとするとリードをギュッと噛んでしまう癖があるので、アンブッシュアにも注意したいところです。

 最後にHINKE 練習曲№5のお手本を吹いてもらい、解説を聞きました。
この曲から次第にfやpといった記号だけではなく、Cresc.のように言葉で書かれることが増えてくるようです。
 それだけではなく、12小節の終わりにはダブルバーのような書かれ方もあります。ダブルバーはdim.のように場面転換を表しているそうです。
どちらかに統一せぇよと思ってしまいますが、きっと作曲家さんの微妙なニュアンスの差だったり、好みだったりするのでしょうね。

 音符を追うだけならそれなりに読めるようになってきましたが、だんだん一つの楽譜の中に含まれる情報量が増えてきました。大変~(^_^;)
でもこういう読み方を覚えてしまえば、色々な曲に応用できるわけですからね。頑張ります。

 今月はあともう1回レッスンがありましたが、雪のため断念しました。まだノーマルタイヤなんです…(^_^;)

 少し前まで暖かくて、ケースの中に入れている加湿ケースも大きな粒が残っていたのに、冷え込んでからは一瞬で小粒になってしまって、慌てて注文したところです。
冬場は楽器もキンキンに冷えるし、加湿器を置いてくれるところも少ないでしょうから、木管楽器の奏者にとってはドキドキの季節ですね。

 またコロナがぶり返してきているので、どうなっていくか分かりませんが、2022年もぼちぼちやっていきたいと思います。

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