オーボエレッスン #11

 GWに入りなかなか笛に触らせてもらえず、悶々としながら口輪筋の筋トレや『ロンドンデリーの歌』の譜読みをする日々を送っていました。
タイミングを見計らってティン・ホイッスルは少しだけ吹けたものの、オーボエは丸3日吹けずに悲しかったです。
悲しすぎてオーボエが夢に出てきたぐらい(T_T)

 そういう訳で今回のレッスンは感覚を思い出すところからやってもらいました。
最初の音はリードがご機嫌斜めだったこともあり、かなりチャルメラでしたw(^_^;)

 スケール練習を見てもらうと「手首の位置が固定されてきたね。小指を動かす筋肉もあるし、しっかり押さえられている」と言われました。
「そんな筋肉ありました?」と左Fキイをカタカタしていると確かに動いている筋肉があります。
 ピアノやギター、球技など薬指・小指をよく使うことをしている人は育つ筋肉らしいのですが、それ以外の人だとない人もいるそうです。
私はギターやバスケ、合気道(薬指・小指をよく使う)をやっていたし、今は毎日グリップマスターをニギニギしているので何もしていない人よりはあるのでしょうね。
何でもやっておくものですね。

 手は良いのだけど、「腰が反り腰になりすぎないよう・重心をもっと落としてお腹の底からしっかりと音を出しましょう」とまた言われました。
自宅の部屋ではドスッとリラックスして座ってるんだけど、教室行くまで電車でリュックサックを背負って行っているので、そうすると重心が上に上がりやすくなるそうです。
だからまずは重心を落としましょうとのことでした。

 それから今まではLow D~Middle Aの間でしかしていませんでしたが、少し広げてLow C~High Cまでやりました。
Low C#→Cへ移行するとき、C#ではCキイとC#キイを同時に押さえておいて、Cでは小指の指先を上げ、Cキイを押さえているだけの状態にすれば良いという小技を教わりました。

 スケール練習で指をほぐした後、『グリーンスリーブス』を聴いてもらいました。
ところどころメトロノームを無視ってしまいましたが、途中で合わせに戻ったのと、前に比べて安定感が増しているということで合格にしてもらえました。

 続けて『ロンドンデリーの歌』。
これまでに比べて音符が多いので不安になりドレミを振ったカンペを作っておいたら、「それだとドレミの方に目が行ってしまい、譜読みの練習にならないのでやめときましょうね」と言われました(^_^;)
一度メトロノームなしで吹くのを聴いてもらったところ、「カンペを見ながらとは言え、譜読みはきちんとしてきましたね」とのこと。
 
 途中まではそれなりに吹けましたが、問題はやはり終盤の C C C | A G G F D F | C A F のところ。

・C→Aをもっと自然に・滑らかに音を繋げること。
・左F→D→左Fを落ち着いて出来るようにすること。
・前の動きで手がごちゃごちゃになって音が混ざってしまうC A Fを、音が混ざらないよう丁寧にすること。
・そして裏拍から始まるのでリズムを覚えること。

 課題がたくさん。

 最後に、『ロンドンデリーの歌』が終わると、今使っている教本「いちばんやさしい オーボエレッスン」に載っている曲を全部やり切ってしまうため、次は何を吹きたいかと訊かれました。
「あの曲(『リズと青い鳥』の第三楽章)はまだ難しいから待ってね」と言われたけど、それは自分でも吹けると思ってないのでまだ結構です(^_^;)

 「オーボエ スタンダード100曲選の曲は私にも吹けるでしょうか?」と先生に訊ねてみたら「出来る」とのことだったので、次の教本はそれに決まりました。
とは言え、最初から1ページぎっしりあるような曲をやるのは難しいから、まずは楽譜が4段ぐらいの曲の中から吹けそうなのを見繕ってきてと言われました。
パラパラ見てみた感じ、今の私が無理なく吹けそうなのって10曲ぐらいしかない。100曲もあるのにさ(^_^;)

 まぁ今は無理でも、8~9割は吹けるようになると良いな。
1曲1曲丁寧に練習していって、出来ることを増やしていきたいです。

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