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偏見に満ちたApple製品まとめ

先日新発売となったiPad mini 第6世代を自分もゲットした。

ゲットした理由は「ちょうどよさそう」だったからで、実際使ってみると本当にちょうど良い。これはとても良い製品である。

筆者は今やApple信者となってしまったので、幾多のApple製品を使って作業をしているが、やはりさまざまなラインナップがあるので、重かったり、デカかったり、遅かったり、熱かったりなど色々な点で「ちょうどよくない」と感じる製品もままあるのが事実である。

この記事では、あくまで個人的な意見ではあるが、Apple製品に関する感想とかをざっくりまとめてみようと思う。

注意:Macの項目についてはM1が登場して以来、勢力図が完全に書き変わってしまったので本記事では基本的にはIntel時代の思い出を語り、M1は追記する形で述べていく。


Macシリーズ

Macはとても良いコンピュータである。OSの好き嫌いはあるにせよ、ハードウェア面は特に気に入っており、シンプルでスッキリしていて頑丈で画面が綺麗でスタバでドヤれるというのが素晴らしい。(スタバ行かないけど)
Windowsより使いやすいと思うことは多いが、変な部分で「こんなこともできないの?」というところもある。macOSにも慣れが必要。
あとゲームがだいたいできない。


MacBook Pro 13インチ

コメント:最初にMac買うならこれが良いんじゃないかな。

オールラウンダー。何をするにもだいたい困らないMacBookだと思う。

ただ、使っているとだんだん持ち運ぶには重いし、パワーマシンにしてはちょっと心許ないという気もしてくる。
最新のMacBook Pro 13インチは MacBook Airに迫るスリムさ、軽さでありながら値段もそんなに高くないということで、Air買うならPro買った方がいいよという風潮があったりもした。

まあ、これはM1が登場する前の話で、M1が登場してしまったせいで現行モデルでのMacBook Proの存在価値はほぼなくなってしまう。

あと、僕はタッチバー結構好きです。


MacBook Pro 15インチ (16インチ)

コメント:パワフル馬鹿マシン。ほぼ設計ミス。

MacBook Pro 15インチはスペックを馬鹿みたいに高くすることができる。

超ハイスペック。
だけどファンがくそうるせえ。

とにかく熱くなる。電気をアホみたいに使う設計だからだ。そりゃ熱くなる。
あと重い。持ち運べるけど持ち運ぶと疲れる。
そしてでかい。つくばエクスプレスで開くと両隣の人の迷惑になる。
おそらくこれを使って洗濯ができるくらいにはでかい。

ただやはりパワーは正義みたいなところもある。

いつでもどこでもパワーを出してくれるし、熱くて重いけどイベントや学会に持っていくことができる。
実際、今この記事を書いているのもMacBook Pro 15インチ Late 2013なのだが、8年前のPCなのに全然問題なく今でも使えている。

また、このモデルではまだM1搭載モデルが発表されていない。
秋頃にM1Xチップが乗って出てくるという噂があるけど、クソ熱い問題が解消されているなら気になるなあと思っています。


MacBook Air 

コメント:安い

MacBook Air は使ったことはあるけど所持したことはない。
文書作業や簡単なプログラム系作業では何ら問題はないが、絵を描きたい、音楽を作りたい、動画を作りたい、という話になってくるとちょっとストレスが溜まる。

だけど軽くてスリムなところは良い。
先端で大根が切れるんじゃないかというくらいにスリムである。

しかし軽くてスリムと言っても、最近ではMacBook Pro 13インチ との差がほとんどなくなってしまった。
昔はスリムで軽いMacBook Airという感じだったが、最近はMacBook Pro 13インチに比べて100グラム程度しか軽くない。
スリムさで言っても、パソコンで大根を切りたい人などいないので、ほとんど同じ大きさで厚みだけあるMacBook Pro 13インチにあまり勝っているとも思えない。

というわけでMacBook Air 現状、安いというメリットくらいしかない。
Airとは何なのか。Apple製品全モデルがスリム・軽量化してきている中でAirの優位性が怪しくなっていることはiPad Airでも言えることだ。


MacBook Air (M1)

コメント:いやもうこれを買えよ

M1チップの登場で時代は変わってしまいました。
なぜなら安いことくらいしか取り柄がなかったMacBook Airがアホみたいなハイスペックになってしまったからです。
大抵のIntel Macよりも高性能です。
ファンレスになって静かです。発熱もしません。
電池もめっちゃ持ちます。
しかも値段は安いまま。

いやもうみんなこれ買えよ。
僕もこれほしいよ。


MacBook 12インチ

コメント:とにかく軽いぜ (動作は重いぜ)

筆者は文筆系の作業をよくするので、とにかく軽くてキーボードがついている機械が欲しかった。
MacBook 12インチはとにかく軽い。1kgを切っているので持ってみたらみんな「かっるw」と思うだろう。

ただ、別に期待はしていなかったけどそれにしても動作が重い

macOSを快適に動かすにはパワーが足りない感じが否めない。
iPadがパソコンのように使えるようになってきたのでAppleとしてはiPadにキーボードつけて使ったらええやん? ということなのかもしれない。


Mac mini

コメント:存在感もミニ

筆者はMac mini を研究室とかでそこそこ使っていたことがある。
実はディスプレイが無い分、MacBook Airよりも安く買える。
ただ、キーボード、マウス、モニタは別売りだから、全部揃えたらそんなに安くないかもしれない。

PCとしてはめちゃめちゃコンパクトなので移動が楽だったりするメリットはあるが、モニターやキーボードが移動先にあること前提である。
スペックはそんなには上げられない。
デスクトップ機でありながらMacBook Proに劣ってしまう。

あと、Apple製品特有のワクワク感があまりない。
ういろうみたいな形をしているからかもしれない……。

ただ、M1搭載モデルのMac mini は性能が大幅アップしている。
(M1チップが乗っているMacの性能はどれもほぼ同じ)
自分のモニタやキーボードが使いたい人には向いているかも。


iMac

コメント:Mac感のあるMac、だけど

筆者はiMacも研究室とかでそこそこ使っていたことがある。
iMacは性能がそんなに高くないが、画面一体型のPCであるゆえに部屋に置かれていると様になる。

あ、Mac置いてある という感じのするMacだ。

iMacの立ち位置としては、プロ向けというよりはカジュアル志向で「おうちに良い感じで簡単なPCが欲しい」という人に向いている。
最高スペックにすると値段が高くなる分、プロにもばっちりなとても高性能な仕様になる。
普通のスペックの場合は、少し遅い。
と言うのも、起動ディスク用SSD+ストレージ用HDDという構成が主なので、例えば音楽や動画などデータを複数読み込む必要があるソフトを使うときにはMacBookらに比べてややもっさりとした印象を受ける。
全部SSDにすることもできるが、そうすると少々お値段が高くなる。

とはいえ、デザインはかっこいいし、画面も綺麗なので、使っているときの満足感は大きい。

そしてM1搭載モデル。
これ、ちょうどよくて買っちゃった☆
iMacの微妙ポイントとしてストレージの問題を挙げたが、M1搭載モデルは全部SSDになっているのでちゃんと速い。
性能はほかのM1モデルとほぼ一緒であるが、カラーがたくさん選べてかわいい。

値段もIntel時代に比べたらスペックの割にだいぶ安い。
とりあえず勝って損なしという感じ。


Mac Pro

コメント:鬼

Mac Pro は最強のMac。

最強なので高い。

最強なのでデカくて重い。

それはProのためのMac。

Pro以外は買わなくて良い。


iPadシリーズ

iPadはとても絶妙な存在である。
PCを持っている人にとっては
全く必要のないものだけど、あったら嬉しいな
という感じの代物である。

絵を描ける人にとってはiPad Pro + Apple Pencilが便利お絵かきツールになったりする。
あとはiOSゲームを大きな画面で遊ぶこともできてよい。


iPad

コメント:超コスパが良いコンピュータ

iPadはとても良いコンピュータである。

iPadは世にあるコンピュータの中でもっともコスパが良い説がある。

コンピュータ的なものを買おうとすると、メーカー製のものなら安くても3万円くらいはする。
激安謎中華PCとかは論外として、メーカー製のものでもこの価格帯だと普通に使っていて動作がカクついたり、ディスプレイの発色が悪かったり、音がめちゃ小さかったり、マイク&カメラがうんちだったりする。
一方、iPadは定価4万くらいでサクサク動き、綺麗なディスプレイ、良い感じのスピーカー、ちゃんとしたマイク&カメラがついてくる。

この価格帯で買えるコンピュータの中で一番満足度が高いんじゃなかろうか。
問題は、キーボード、マウスがついていないことだが、Bluetoothで繋げばPCっぽく使うこともできなくはない。

iPadの動作が重いと感じたことは一回もないので、文書作業などをしたいだけならMacよりも快適かもしれない。
現代のワープロという感じがする。


iPad mini

コメント:新型のちょうど良さがエグい

iPad mini これまで絶妙な立ち位置だった。
スマホにしてはでかい、タブレットにしては小さいという感じ。
小さい分軽いので、電子書籍を読むのに向いている。

ただ、ちょっと性能は低めだし、値段はiPadより高いしで買うハードルは少し高めのように思われる。
Apple Pencilが使えるけれど画面が小さいので絵を描くには厳しそう。

ところがどっこい、iPad mini 第6世代になってホームボタンが廃止され、筐体いっぱいいっぱいに画面が広げられた。
これによって、サイズ感は小さいまま、画面は広々使えるようになって非常にちょうど良い感じになった。

小さくて軽いのでどこに持っていくにも苦ではないし、キーボードをつければコンパクトなワープロのように使うことができる。大好き。

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Brydge 10.2 MAX+ に乗せてみた。便利。


iPad Air

コメント:微妙なポジション

カラバリがあるのはかわいい。
中身としては、うーん、廉価版iPad Proみたいな立ち位置かと。

Airと言いつつ、iPad Proがだいぶ限界まで軽いので、重さはほとんど変わらない。
値段もProよりは安いがそこそこ値が張る。
まあ、現状iPad Proのアクセサリと互換性がある唯一のモデルなのでiPad Proほどのスペックが必要なくて、カラフルなのが好きな人に向いている気がする。


iPad Pro

コメント:Apple調子のんな、高えぞ

iPad Proには11インチと12.9インチのモデルがある。
iPad ProはApple Pencilとあわせてイラストレーターやデザイナーの皆さんに大人気である。
ディスプレイは120Hzとヌルヌルで、絵を描く人にはピッタリ。

しかし、値段が高い。
スペックを盛るとMacBook Airとかよりも高くなる。

専用のキーボードも3〜4万する。
キーボードに3〜4万?????

ここまでくると、macOSと比べたときにiPad OSの自由度の少なさが気になってくるようになる。
確かにスペックで言えば下手なMacよりも高いのだが、そもそもiPadでできることにそんなにスペックを必要としないので微妙な気持ちになる。
そしてiPad Pro 12.9インチに専用のMagic Keyboardを取り付けると、MacBook Airとだいたい同じ重さになる。うーん……。
そこでMacを選ぶかiPadを選ぶかはあなた次第。


iPhone シリーズ

iPhone 6s と iPhone SE2 しか使ったことがないです。
カメラが良いとどこでも写真が撮れてイイネ。


Apple Watch シリーズ

使ったことがないです。


Apple TV シリーズ

コメント:ほぼ便利リモコン入手アイテム

TVって最近いろいろ機能がついているけど、どうにもリモコンが使いづらいよね。
Apple TVのリモコンにはタッチパッドがついており色々なアプリの操作がしやすい。
ほぼそれだけのために使っている。


おわりに

いかがだったでしょうか?

あなたにぴったりなApple製品があるかどうかは知りませんが、僕は15インチ MacBook Air (パープル) みたいなのが欲しいので出してくれ、Apple。

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