答え合わせ 5/29禁止改定

はじめに

前回の記事はこちら

予想: 寓話、放浪皇、絶望招来 
結果: 寓話、銀行破り、絶望招来。

3種類であることと、そのうち2種が当たっていたので、まぁまぁといったところでしょうか。

世の中的には絶望招来が意外とのことだったので、たぶん競馬ならワイドで賭けて、ガミらない程度には当たったのでは無いでしょうか。

さて、前回の記事では、理由も予測したので、その当たり具合も簡単に評価してみましょう。

鏡割りの寓話

本家概要

  • 寓話はラクドス系デッキの根幹

  • 常にスタンダード最強のカードだった

  • リソース・手札・脅威を1枚で提供

  • 対抗手段は環境に少なく、あったとしても3マナでは無理(告別とか?)

  • ラクドス系のデッキパワーを下げるのが禁止の目的

  • ラクドス系デッキユーザーには自分のデッキの戦略にあった代替カードを投入してほしい

予想概要

  • プロツアーではラクドスが支配的

  • アリーナでもラクドス・グリクシスが使用率が高い

  • 勝率が高い

  • 寓話はマナ・手札・勝ち手段を1枚で提供する

  • 墓地肥やし効果がリアニメイト戦略を支えていることも問題視

  • コピー効果が強力で2枚で勝ててしまう

  • ケイリクスとのシナジー

  • ラクドス系のデッキパワーを下げて環境の流動性を高めるのが禁止の目的

ラクドス系の支配率に触れるかと思いきや、そこはあんまり触れませんでしたね。環境に対抗カードがないって点は触れるべきポイントだったように思います。自己評価は30点。もう少し勉強が必要でした。

絶望招来

本家概要

  • ラクドス、黒デッキのマナカーブの頂点のカード

  • 強力な戦場対処とアドバンテージ生成を両立

  • 黒の本質的な弱点である多角的な攻めに対処できる

  • 除去コン対策になるエンチャント、PWをまとめて除去してしまう

  • 環境に対策がないので禁止

予想概要

  • 単色化のメリットを出すため、色の濃いカードを定期的に提供している。(高いカードパワーは意図的である)

  • ○〜△どの場面であっても3:1のアドバンテージを得られる強力なカード

  • 黒を基調とした色が濃いデッキの強化を期待したが多色デッキで使われまくってしまっている

  • マナ基盤がしばらく弱まる予定がないので禁止

絶望招来の説明は、「これってそういうカードですよね」と思わせる書きっぷりで、個人的には「テザインミスりました、ごめんね、仕方ないからBAN」としか読めませんでした。

環境のマナ基盤の問題に触れるとややこしいのでしょうが、もう少し言いようはあるだろと思ったり。

他の招来シリーズに比べると、お膳立てなく、ただ撃つだけでいい手軽さが問題だったのかなと思います。


番外編:勢団の銀行破り

本家概要

  • アドバンテージ・エンジンとして多くのデッキで使われてきた。

  • 無色のカードなのでデッキを選ばない

  • 他のドローソースが使われなくなっている

  • パワー3のクリーチャを優遇する理由になってしまっている

  • 他のカードを使う理由を取り戻すため禁止

予想概要

  • 無色のカードであるため、多くのデッキで採用されている

  • コントロールではフィニッシャーにもなる

  • 密輸人の回転翼機と比べればクロック性能はマイルド。搭乗コストも重い

  • 税血の収穫者とのシナジーが強力

  • ラクドス系のデッキパワーが下がるからセーフ


このカードのせいで、パワー3のクリーチャが優遇されている、とか言っています。ホントかよ

負け犬にしても税血にしても、銀行破りに乗れるから採用されているんじゃなくて、単純にパワー3のクロックとして協力だから採用されているだけのような、、、これを機に「よし!ヴォルダーレンの投血士を使おう!」とはならんわけで。

個人的にこのカードは結構好き。血のシナジーが強く使えるアーキタイプに期待

税血は出た時に仕事をして、除去にもなりうる汎用性が、負け犬は墓地から帰ってくるドロー付きクロックとしての性能が単純に強くて採用されているだけなんだよなぁ。。。と思ったり。

2マナでパワー3を超えているクリーチャのインフレがそもそもの問題で、そういうクリーチャが黒に多いのも問題なのかも。



今後のスタンへの展望・期待

今回無傷だった、エスパーレジェンズが最初のメタの中心になりそう、とは言われていますが、本当にそうなるかなぁとは疑問です。

というのも、エスパーレジェンズは除去が少ないデッキであり、クリーチャでガンガン押してくるセレズニアエンチャントとかが苦手なんじゃないかと思っています。

また、禁止説が囁かれていたラフィーンについても、石術の連射という、明確な「ラフィーン絶対殺すカード」の登場により、その地位には一定量の疑問が残ります。

護法?打ち消されないんで。

もちろんスクレルブがいたりして、一筋縄で焼けるものでもないのも事実で、エスパーレジェンズはメタの一角を担うのは間違いないとは思います。

また、婚礼、放浪皇があるので、白を基調としたデッキも相変わらず強そうです。銀行破りで支えていたアドバンテージ手段をどう確保するか、が課題ですね。個人的には永岩城の修繕あたりに期待。

私はドラゴンデッキを組んでみようかなぁと思っています。サルカンを使うか、ライヴァズを使うか、デッキカラーも若干のチグハグさを感じますが、幸いしばらくは「色マナクソガバガバ環境」が続きますし、レジェンド祭りでもあるので、公有地をうまく使える見込みもあります。

新しいスタン環境に期待を込めて。今日はこんなところで。
特にオチもなく終わる。








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