[カード評価]実際に予約したカードを晒す
はじめに
いよいよバルダーズ・ゲートの戦いが来週発売です。今回は統率者用のセットということで、タイマン戦専門の私としては、パウパー・レガシーに使えそうなカードをチェックしています。
今回のセットでフィーチャーされているメカニズムが、無尽と使嗾と、多人数向けのものですが、イニシアチブという新しい概念、そしてパウパーには大量の出来事カードをもたらすこととなりました。
というわけで、英語予約が枯れてしまう前に予約注文したカードを一挙ご紹介。★の数は適当につけた期待度です(1〜5)
サイクル
イニシアチブを得るクリーチャー ★★★★★
まずは注目のメカニズム、イニシアチブを得るクリーチャーたちから。イニシアチブは統治者と同じようなメカニズムですが、得られる効果が結構勝ちに直結しそうです。5点ルーズはヤバいでしょ。
とりあえずベーシックランドをサーチし、もし生き残れば基本的には最初に出したイニシアチブ生物を対象に「鍛冶屋」で強化し、さて殴るか守るか、、、というデザインになりそうです。その後「罠だ!」に行って、あとは流れで、という感じ。最後の部屋の能力も相当やばそうです。
というのを前提に、それぞれのカードについてちょっとだけ個人的解説。
白:ゴライアスのパラディン 5マナ3/6警戒
回避能力こそないものの、鍛冶屋込みで5/8警戒はあまりにマッシブ。制空権を白の小型飛行クリーチャで取れていればかなり強そう
黒:アンダーダークの探検者 5マナ5/3威迫
一方の黒はかなり攻撃的なデザイン。取られても取り返すという意志を感じる。鍛冶屋込みで7点、罠だ!で合わせて12点?死んじゃいます。
黒:物騒なバトルレイジャー 4マナ1/5加虐5
イニシアチブを守ろうとすると「罠だ!」相当のダメージを喰らうデザイン。結構エグいっぴ。
赤:奮起させるバード 4マナ0/4防衛 タップで威迫・速攻付与
こいつは他のクリーチャ任せ。デッキ構築次第で化けそう。
緑:復讐する狩人 5マナ5/4トランプル
鍛冶屋込みでパワー7トランプルは止め切れるデッキ少なそう。緑のマナ加速と合わせて、早く着地できれば勝ちは近そう?
青:アーラコクラの隠密 4マナ1/4飛行
多分こいつが一番強い。鍛冶屋込みで3/6。取り返しやすく殴りやすい、そして軽い。じゃあなんでこいつ買ってないの?って言われたら、青いデッキ使う予定はないし、まぁコモンだからいつでも買えるだろうって思っているから(フラグ)
門サイクル+バジリスク門 ★★★★☆
タップインでメインカラー以外の色を選んで出せる便利な土地。パウパーの2マナ土地はタップインなので、大変強い部類です。元々ギルド門サイクルと合わせれば、2色デッキでも12枚、ぶっ込んでいいわけです。ここにバジリスク門というパンプ土地が出たことによってヤバさはマックス。テンポにもよりますが、クソデカトランプル生き物がバジリスク門経由でぶん殴ってくる、なんてことも普通にありそうな気がします。
今回は買いませんでしたが、ヒマな時に宝物トークンを生み出せる《岡門》も結構おすすめ。(てか買えばよかった)
白
《祝福のヒポグリフ/Blessed Hippogriff》★★★☆☆
1枚目は新たな出来事クリーチャーから。パウパーは1枚1枚のカードパワーがどうしてもマイルド。それだけに1枚で2回使えるカードは好まれる傾向で、《チェイナーの布告》なんかはいい例かと思います。こいつは出来事のモードが軽く、クリーチャ能力も他のクリーチャに回避能力をつける押し込みで結構やりおりよるのでは、と期待。
《黎明運びのクレリック/Dawnbringer Cleric》★★★★★
1枚で3度美味しい。が、どれも中途半端?今日のパウパーはいろんなアーキタイプがひしめく魔境。サイドボードに困る日も多く、ユーティリティとして使える1枚はやりよるのでは?と思っています。
《ティアのグレートソード/Greatsword of Tyr》★★★☆☆
殴る時にタップしながら+1/+1カウンター付与。生体兵器のように装備先まで用意してくれないものの、装備1マナは及第点。イニシアチブ奪取に使えそうな気がする。
《ガーディアン・ナーガ/Guardian Naga》★★★☆☆
橋を追放できたらいいな。本体は出たら強そうだけど、ちょっと重すぎるか?
《アイスウィンドの重鎮/Icewind Stalwart》★★★★★
出るのはターンエンド、対象はクリーチャーだけ、自分自身や自分のコピーは追放できないデザインと、ブレーキを3段くらい踏んだデザイン。
本体のサイズは本家(?)よりかなりマッシブ。オロゾフブリンクなんかで使えそうな一枚で期待大。
《ペガサスの守護者/Pegasus Guardian》★★★★☆
ブリンク系のデッキはブリンクするカード自体が単体で使えないため、デッキ構築時に何枚入れるべきか悩むもの。こいつは本体もなかなか面白い能力持ち。ただ、何枚離れていても出るペガサスは1体。ちょっと物足りないか。でも手がかりドローや宝物支払いでも誘発するのか。。。さてさて、どうなることやら。
《さまようハーパー/Roving Harper》★★★★☆
引ける。えらい。嬉しい。(語彙力不要)
青
なし。使わないから仕方ないね!
黒
《アームズ・オヴ・ハダル/Arms of Hadar》★★★★★
パウパーは1点全体火力が多く、タフネス1に厳しいとされてきましたが、最近はタフネス2にも厳しい世の中になってきました。これがインフレの代償か。。。全除去は自分のも巻き込みがちですが、これは相手だけ。4マナとちょっと重いですが、おかげで《払拭》にも《呪文づまりのスプライト》にも当たらないと一部の界隈を震え上がらせているらしい。私は打ち込む側なので、、、しらんなぁ(ゲス顔)
《ヘズロウ/Hezrou》★★★☆☆
ブロックしたクリーチャ全体を弱体化させる出来事。そして場に出るとかなり殴り力を誇るクリーチャが降臨。基本的には「あなたの攻撃クリーチャは側面攻撃を持つ」くらいのことが書いてあるんですよね?チャンプブロックはされちゃうけれど、強制ブロックさせるカードなんかと合わせると結構ヤバそう。
《ゼンタリムの山賊/Zhentarim Bandit》★★★☆☆
宝物代はちょっと高め(1ライフ)だけれど、こいつ自体のパワーが高めなのはグッド。1マナのバットリ構えて乗り込めー!!!0.3ラガバンくらいの強さ。
《無謀なバーバリアン/Reckless Barbarian》★★★☆☆
とりあえず熊。陰鬱誘発させてよし。また今回のエキスパンションには何体かいる小さいサイズのドラゴン。ドラゴンカインドシリーズでドラゴンがコモンでもフィーチャーされているので、何かやってくれそうな気が。
《ヤング・レッド・ドラゴン/Young Red Dragon》★★★★☆
昔懐かし《硫黄泉》に浸かっていそうなドラゴン。
頭悪そうなドラゴンだけれど、書いてあることは結構強そう。3ターン目に出てくると、頭抱えるデッキはありそう。あっさり《稲妻》で焼かれそうだけど、パウパー生き物は大体そんなもん。
《クローク森の群れ守り/Cloakwood Swarmkeeper》★★★☆☆
自分でトークンを持ってくるほどは強くないものの、トークンなら宝物でも、血でも、手がかりでも、リスでもなんでも食べるえらい子。私以外の誰かがいいデッキを組んでくれることに期待してとりあえず確保。
《ジェイド・オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Jade Orb of Dragonkind》★★☆☆☆
これでドラゴンを出すと、大抵の場合次のターンまで確定で生き残ってくれそう。赤緑のランプドラゴン的なデッキが成立したりしないかな。(コモンのドラゴンって何がいるんだろう)
《マールート/Marut》★★★★★
宝物で払ったマナが宝物で返ってくるクリーチャー。流石に実質0マナとはいかずとも、4マナ相当くらいで出せたら強そう。期待の1枚。
おまけ
レガシー用
《白羽山の冒険者/White Plume Adventurer》★★☆☆☆
レガシーのデスタクで使えそうな1枚。レガシーでイニシアチブがやれるのか、未知数ですが結構マナを伸ばしたいデッキなので1つ目の部屋から期待。ただ、こいつのタフネスが3なので《護衛募集員》でサーチできないのが気になるところ。
間違い
《統率の塔/Command Tower》☆☆☆☆☆
なんか間違って買ってた。。。。
買い忘れ
地下街トークンカード買うの忘れたっぴ。。。(Foilの買おう、、、)
終わりに
お金の話
さて、結構な枚数を4枚ずつ(白羽山だけは3枚)予約してみたわけですが、その予約価格は、、、
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いやぁー!さすがパウパー!予約初期はほとんどのカードの予約価格が10円!!パウパーはホント楽しいし、価格も基本的には安価なので、もっといろんな人に参入してもらいたいなと思います。
今後のパウパーについて
色々買ってはみましたが、まずはオロゾフブリンクでアイスウィンドの重鎮と黎明運びのクレリックを試してみたいと思っています。
といったところで今日はここまで。特にオチもなく終わる。
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