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靴磨きをすると気分がいい話 その2

『靴を手入れして履く』それだけで少し生活が改善するのかも。って思っています。ガチです。

真っ黒な靴たちは艶やかな黒を保つこと。
これは間違いなく正しい行為だと思っています。

男性のビジネススーツに合わせる革靴はビシッと艶があってシワのない状態がカッコいいと思いませんか?

最近は『シューシャイナー』という職業が注目を浴びていたり、youtubeでは靴磨きの動画なんかもかなり数がアップされたりしていて靴磨きっていう行為自体の価値が少し上がっているように思います。

購入してから捨てるまで、どんなサイクルですか?

10万円の靴、1万円の靴、1000円の靴。
靴はそれぞれ履く方の履く頻度や歩く距離なんかによって寿命が大きく違うものですよね。
もちろん良いものを使えば寿命も長い。…って考えがちですが、ケアなしとケアありでは大きく変わります。
履く頻度が適切でケアをしている靴の寿命は格段に伸び9800円の革靴を10年愛用できる…何てことも実際に起きたりします。

履ける靴が減ってきたという同僚の靴を磨いてみた。

先のような話を同僚と話していたところ、靴がすぐにダメになって困るという話を聞きました。
詳しく聞くと黒い靴が白く汚れて、磨いてみたがすぐに元通り白い汚れが浮き出すのだという…。
表面が凸凹し始めてどうしようもないので、買って半年~1年程だが捨てようかと思っている。とのこと。

興味が出たのでお借りしてみました。

これか…革の表面もぼこぼこしている感じ。
ただの汚れじゃないですね。

コバの部分に至っては結晶化しているような感じで膨張している様に見えます。…他にも

3足ともなかなかの白い汚れっプリ。
これは塩浮き、あるいは銀浮きという汚れで、革を加工する際に使う塩分が革に残っていたものが雨や汗に蒸れた際に表面に浮いて出てくる現象なんだそうです。

塩分…。

なら、水に溶けるな。ということで。

スニーカー好きのみなさまの必須アイテム
『JASON MARKK』です。
ガシガシ洗っちゃうことにしちゃいます。
(あずかりモノなのに容赦しません)

くつひもはずして…ざっぱーん。と一気に洗い上げます。

これが

こうなりました。一気に塩も汚れも、革の凸凹も解消しちゃいます。
きれいになるって気持ちいい。

ついでに1足中敷きがよれよれになっていたので

洗った後、低温のアイロンで形を整えて、薄手の中敷きと張り合わせ表面はデリケートクリームを塗布して、中敷きを再生します。

そしていよいよ皆さん大好き靴磨きタイム♪
今回はさすがに丸洗いだったので
乾かした後、デリケートクリームで磨き込みし、靴クリームとポリッシュでしっかりと磨きあげます。

コバの部分は弱ってボサボサになっていたりもしているので、紙ヤスリで整えてコバインキの処理もします。(コバの手入れは別の記事で)

結果。

なかなか男前になったじゃないですか♪
鏡面磨きは実はあまり好きじゃないので、後は防水スプレーをかけてフィニッシュです♪

同僚の家に持っていくと大層喜んで頂けました♪

お礼にランチを奢ってもらい、良いことをしたと鼻息荒く話し、NOTEに書くと言う僕に嫁ちゃんは言いました。

『あれ?NOTEに書くのって奥さんの役に立つ家庭内での話じゃないの?』

あ…確かに。

でもまぁ、いいことにしましょう。
靴が綺麗になると気分がいいので、皆さんも是非お試しを♪

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