闘わなくていいとき
週末ウォーキングで出くわしたザリガニ。
ひと目こちらを見るや、敵と見なしてきた。
ザリガニを観察してみると、まずハサミを両腕いっぱい上方に伸ばし、こちらにジロリと睨みを効かせてきた上で、ゆっくりと後ずさりを始めた。「敵じゃあないんですよー」と言ってもザリガニ君の耳には届かなかった。
見る者全てを敵と見なしてしまうのは自然界で生きる鉄則なのかもしれない。でもそれが人間界だとすると見る者全てに「ファイティングポーズ」を取ることはプラスにはならない。たいていの場合、道の端を「ニコリ」と笑顔で通り過ぎれば良いのだから・・・・・・。