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表裏一体

長い長い人生の間には
大の親友だと思っていた人が
仕事上の軋轢で去って行ったこともあれば
「ごめん」と戻ってきたこともある

「好き」だから自分より幸運なことが許せない
こともあれば
「好き」だからやっぱり許せることもあるし
「嫌い」になったのは「好き」だったからで
「好き」が根底になければ「嫌い」という感情は芽生えない


だって「好き」の一番遠くにある感情は
「無関心」で何も思わないことなのだから

誰だって全ての人を好きであるわけじゃないし
好きである必要もない

でもさ
「好き」とか「嫌い」なんかじゃない
もっと別の言葉があったらいいのにね

去る者は追わない
戻るのも構わない
細かいことに気を使ったりしない
その時々の感情や事情があるのだから
自由であればそれでいいんじゃない?

恋愛でも友情でも
同僚でも同僚じゃなくてもね

自分と他者の境界って何?
生まれる前はみんな
宇宙でつながっていたらしいから

個々の感情に寄り添っても
寄り添わなくても

好きでも 嫌いでも
どっちでもいいんじゃないかな

それでも人を信じられる
自分でいたいからね