#22 「当事者たち」が集まってくる、前橋のまちはつよい。
昨日は、前橋まちなかで開催されたイベント、
「前橋BOOK FES」に遊びに行ってきました。
イベントの詳細はこちらから。
見たことも無いくらい沢山の人が訪れ、
アーケードの床に並べられた本を見ている。
おしゃれなお姉さんはおしゃれな洋書を、
子ども連れの家族はたのしげな絵本を、
建築の先輩は大仏の謎の本(?)を、
それぞれが心惹かれた1冊を手に持って、
パンやコーヒーも楽しみつつ、
思い思いの時間をまちなかで過ごす。
そんな光景に包まれていた。
私は、19日の朝少しと、20日まる一日をまちなかで過ごしてみましたが、素直に、楽しかった!
自分の本棚を見せたり、今読んでいる本を見せるのって、私はちょっと恥ずかしい感じがある。
(スーパーでたまたま会った知人に、買い物かごの中をのぞかれるような感じ!笑)
読みたい本を手に抱えて、
まちなかを歩いて、知り合いに会う。
ふだんの世間話をしつつも、
自分が気に入った本について語り合う。
ちょっと恥ずかしくて、
内心ドキドキしながら本の紹介をして、
いいねぇ〜って何気なく言ってもらえると、
とても嬉しい気持ちになった。
したことの無い素敵な体験をさせてもらった。
たのしかったなー。
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当たり前のことではあるけど、
中には批判的な人もいる。
まちなかをぐるぐる歩いていたら、
イベントを傍から睨む知人に遭遇した。
何の気なしに私が挨拶をすると、
開口一番でイベントの文句を言ってきたのだ。
批判的な意見を持つことは人の価値観だからしょうがないけど、その人は、何もせず、何も動かず、文句だけ言っていた。
敢えてnoteに書いて、その人を吊るしあげるようなことをする必要あるかなぁ、とも思ったけど、でもやっぱり、意見を言おう。
私は、当事者としてまちに関わること、
それはとても大切なことだと思う。
イベントをつくる側も楽しむ側も、
まちに対して関心を持って行動することは
当事者意識のひとつだと思うし、
イベントがない普通の日でも、
川沿いにお気に入りスポットを見つけようと散策してみたり、
なんなら、まちなかで誰かに会ったとき、元気に挨拶をして、会話をすることだって、
ささやかで素敵な、当事者意識のひとつだと思う。
自分がまちの一員だと、
そういう意識を持っているかどうかは
とても大切なことだ。
同時に、今回のようなイベントは
まちとの接点を持つきっかけになるので
そうじゃなかった人が
当事者意識を持ち始めるようになる、かもしれない。
そういう仕組みづくりやきっかけづくりも
必要なことなんだと感じだ。
前橋のまちには、
かっこいい当事者たちが沢山いる。
膨大な時間と労力を注いで、声を枯らして、私たちの「たのしかった1日」を創造してくれた人たちがいる。
イベントが終わった後のまちなかから、
やりきったぞー!またがんばるぞー!!
という、前向きな声が聞こえたような気がした。
当事者たちが集まる前橋のまちは、つよい。
これからもっとつよくなる。
どんどん好きになる。大切になる。
そして私は、どう関わっていきたいかな。