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感情もすべては自分の選択

この人はちょっと苦手かもしれない・・・と思う時。誰にだってありますよね。でもその人とご近所さんであったり、仕事仲間であったり、切っても切れない関係の場合、その苦い思いを抱き続けることは、自分で自分を苦しめることになります。

苦手意識は放っておくとエスカレートして行くもので、意識的に自分でその感情をストップさせなければ嫌な気持ちは増すばかりです。私はそうなることから自分を守るために、人を嫌いにならない努力をしています。実質的には、人に対して嫌な感情を持つことをやめるという選択をしています。

例え相手の嫌な部分が見えてしまったとしても、全力で無視をする。自分に都合よく、見たくない部分は見なかったことにする。そして、その人のいいところを全力で思い出す。どんな人でも、絶対にいいところはあるから。

嫌な感情を持ち続けて、こうなってくれないかな、と淡い期待を抱いてもそれは残念ながら叶わないのです。自分の家族であれば何とか寄り添えるように最大の努力をしますが、基本的には自分以外の人を変えることはできないのです。

そんな風に都合よくその人を見るようにして、程よい距離を置きながら接するようにしていれば、苦い思いをしていたのはほんの一時的なことにおわって、その人の色んな部分を全部ひっくるめて人として向き合っていけるようになるのです。

嫌な感情を持ち続けるのも自分次第。相手が自分に嫌な感情を抱かせているのではなく、自分が嫌な感情を勝手に抱いてそれを続けることを選択しているだけ。だから、抱かないようにするのもすべて自分の選択なのです。



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