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寂しくて死にたい夜<自分に正直に生きること

個人事業主になって、3年目になった。

個人事業主になったばかりの時は、とにかく必死だった。

今の仕事をやらなければ、生活できないと恐怖から逃げる感覚と

成長したいというアドレナリンで生きてた。

必死にチャンスにしがみついてきて、ただ前に進むしかなかった。

どうやって仕事を取るのかもわかってきて

自分をメンテナンスするかのリズムも掴めるようになってきた。

だからこそ、今の仕事をずっとやるよりも次のステージに行きたいと思った。


ちょっと息切れしそうな感覚もあったから

働かなきゃいけないけどもペースを落として休んで。

仕事よりも、楽しく笑って生きることをして充電期間をしていた。


充電期間で、飲み歩いて本当にいろんな人に会った。

大手に会社員で入って、責任ある立場で働いている人たち。

会社でスキルを身につけて、個人で独立している人たち。

経営初期を乗り切って、大変な毎日だけどかっこよく生きている人たち。

自分のお店を始めた人たち。

クリエイターとして生きている人たち。

ハネムーンで日本に旅行に来ている人たち。

それぞれの人生があって、一息ついたり、寂しさを埋めに来たり。

みんな、自分がどう生きたいかを体現してる人たちだった。


30歳になって、周りの目が気になっていた。

恋愛市場で必要とされなくなることに強い不安を抱いていたし

ワンナイトみたいな即物的な快楽は

反動の虚しさが大きくなることも体感していたから

本当に一緒に走っていたら面白いと思うし、思ってもらえる

そんな人生のパートナーが欲しいと思った。

とにかく寂しい気持ちをなんとかしたかったのもあった。


きっと頑張れてない自分のことが嫌いで

充電期間があってもいいと思いつつ、それだけでは必要とされないと思って

八方美人のムーブが多かったと思う。

自分に嘘をつきたくないと思って、前の業務委託先を辞めたのに。


他人が信じられない人は、自分のことを一番信じてない。

でも、それで思い悩むのは自分のことが大好きだから

自分に期待してるから。

自分に嘘ついてるからわからなくなるだけなんだよ。

「結局、どこまで行っても他人で、信じられるのは自分だけ」

って言ってくれた憧れの女性の言葉、本当に忘れない。


嫌なことがあったら嫌だったって言っていいし

怒っていいし、思いっきり泣いたらいい。

どれだけ寂しくて死にたくなるような孤独な夜より

いくら周りとハマらなくたって、自分に正直に生きれてることの方が大事。

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