このnoteを通じてやりたいこと
僕は役者です
始めまして、もじゃ彦です。
本名は田中春彦と言います。
34歳。
東京出身なんですが、どうも人混みが苦手で、大学から北海道に来てそのまま定住しています。
多分、このまま北海道に骨を埋めると思います。
札幌で、演劇の活動を行っています。
というか、僕の中では、研究しています、演劇を。
その中でも、主に「演技」を。
いったい、演技とは何なのか…
これは、極めて難しい問題です。
一つ、「これだ!」という事が言えればいいのですが、そんなことはほとんど不可能なことのようにすら思えます。
世の中に、無数の「演技論」があるのがその証拠です。
僕はそれを、少しでも客観的に、科学的に解明していきたいと思っています。
とはいえ、僕は立場としては研究者ではありません。
実際に演者として活動している実演家です。
つまり、データを取り、そのデータを元に論文として発表することが仕事ではありません。
僕の仕事は、実際に演じることです。
したがって、色々な科学的見地も参照にしつつ、あくまでも僕自身の「経験」によって実感できたことを、このnoteを通じて文章化していきたいと思っています。
文章化する理由
僕がなぜ、こうしてnoteで僕なりの演技論を文章化しようと思ったか。
それはもちろん、世の中に数多くいる迷える俳優の皆様のヒントに少しでもなればという思いがあります。
と同時に、僕自身が、書くことによって自分自身の中にしっかり落とし込むという目的もあります。
僕は最近、演技の講師をやっているのですが、その中で、自分が考えていることを言語化することが増えてきました。
すると、喋りながら、「ああなるほど、俺ってこんなこと考えていたのか」と思ったりすることがよくあります。
と同時に、「じゃあ俺自身の演技はどうなんだ?」と、自分の言葉がそのまま自分に返ってきたりするんです。それで実際、自分の演技がよりよくなっていったりする。
だから、講師という仕事って、なんて素晴らしいんだって思うんですけど、それと同じことが、こうして言葉を「書く」ことによっても得られるのではないかと思っています。
一緒に研究しましょう。
これから色々な「演技ってこういうもんじゃないだろうか」という事を書いていこうと思っているんですが、それはあくまで、その時点での僕の「仮定」として受け取っていただけるとありがたいです。
これは今までの経験から分かっていることなのですが、僕は講師をしていても、ある日確信を持って喋ったことが、翌日には「やっぱ違ったな」って思うこと、結構あるんです。
みなさんもありますよね、そういうこと?
え、ないっすか・・・?
そんなあやふやな状態で人に伝えるなよと思われるかもしれませんが、僕は人ってそんなもんだと思っています。
昨日思っていたことが、新たな刺激を受けて少し変化していく。
それの繰り返しが「成長する」ってことで、それって死ぬまで変わらないと思います。
むしろ、喋ったからこそ、違う結論にも行きつけるのだとも思っています。
だから僕は、例え明日違う考えになろうとも、今日の考えを自信を持って皆さんにお伝えします。
多分このnoteでも、僕は都度、情報を更新していくと思います。
普通に、「この前言ったこと、ちょっと違いました」みたいなこと、言うんじゃないかと思っています。
したがって皆さんは、「こいつは今、そういう風に考えてるんだな」くらいに受け取ってください。
その上で、「確かにそうかも」だったり、「いやそれは違うのでは?」だったり、受け取り方は皆さまにお任せいたします。
正解を断定するのではなく、あくまで正解を「考える」きっかけになったらいいなと思っています。
それこそが、研究でしょ。
ということで、皆様、僕と一緒に演技を研究してみましょう!
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