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SSoM-21 Yaya Key

アメリカの音楽産業は、90年代以降、ヒップホップとR&Bが牽引していると良い状態だ。アメリカの各地から、ひっきりなしにアーティストがデビューし続ける。彼らはアメリカの現代文化を作り、世界の人々の世界観に深い影響を与えてしまう。

Yaya Keyは、ニューヨーク市のクィーンズ育ちの35才でブルックリンに住んでいる。父は1968年生まれのラッパーで2022年に亡くなっている。ブルックリンはラップ発祥の地、生粋の育ちと言えるミュージシャンが、どんな音楽を聴かせてくれるのだろうか? 
Ten Fold、10倍良くなって返ってくる感じかも。

Ten Fold

世界中、街はインターナショナルなったように見える。どこでも同じブランドの店が並び、スタバのドリンクを持ち、寿司屋で腹を満たす。しかし人々が持つ文化は狭い地域ごとに独特に発展している。Yayaの音楽は、ブルックリンの文化の上にある。同じ時間軸を異なる地域で生きている現実を深く味わえるサウンドだ。

Delivered as internal content on May 16, 2024

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