議長変わります
ワタシが通っていた中学では、生徒総会で生徒の手で校則を決めていくっていうのが学校の伝統になっていて、教員もそれを誇りに思って生徒にドヤ顔で語っていたものでした。岡部先生、元気かな。
ワタシが中学生になる前に校内暴力とかがめっちゃ派手になった時期があって、それをどうやって収束させたか、というので、生徒が校則を決めることで、それに生徒たち自身が従った、みたいな成功体験があったようなのです。
荒れていた時期の話を聞くと、構内をバイクで走っていただの、教師を殴っていただの、ほんととんでもないなあと思いますよね。今の50代くらいの人たちはそんな感じなのでしょうかね。こわいこわい。現代では盗まれて走り出されたバイク(※若い人は知らないのではないか)に寄り添う人たちの方がマジョリティなのではないかしら。
うちの中学の校則は周りの中学に比べると確かにマイルドというかリーズナブルな面がありました。隣の中学では、髪型の規定に「左(右)半分スキンヘッド、右(左)半分長髪は禁止」のようなものもあり、誰がこんな髪型するんだ、バカじゃないか、などと思っていたものです。
話を戻すと、生徒総会で校則の議論をするんですけど、だいたい議長が男女一人ずついて、全体の議論半分ずつくらい担当するんですよ。で、途中で議長を交代する時に「議長交代します」「議長交代しました」と発言してバトンタッチするんですけど、そんなん見ればわかるし、宣言しなくても別にどうでもいいっていうかなんていうか? どうしてそういうことをするのかよくわからず、純度100%の形式的な発言がものすごく笑えていたのでした。議事録的な意味では記録に残しておく意味はあるんでしょうかね?議事録などを含む公文書管理の重要性が叫ばれる昨今をおもうと、当時のワタシは思慮が足りませんでした。
なお、ワタシは生徒総会では重箱の隅をつつくようなイチャモンをつけるような屁理屈野郎だったので、今とまったく振る舞いに変化がないわけです。三つ子の魂百までですね。
(トップ画像はバレンタインデーというので売っていた薔薇です。ハッピーバレンタインデー!)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?