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海底で熟成した日本酒

NHKニュースが釧路の新名物に海底で熟成した日本酒を引き揚げというニュースを流していた。釧路市の新たな名物を作ろうと、海の中でおよそ8か月間熟成させた日本酒を引き揚げるのだという。釧路市の有志でつくる団体が、新たな名物を作ろうと日本酒を海の中で熟成させるプロジェクトに取り組んでいるそうだ。

釧路港を船で出発したダイバーが沖合およそ4キロの海域に移動し、地元名産の日本酒およそ300本が入った鉄製の箱を海底から引き揚げたらしい。日本酒は、水深およそ14メートルの海底に沈められ、およそ8か月間熟成させたということで、海底は水温が低く紫外線が届かないうえ、波の動きによってかすかに揺れ動きながら熟成されるため、まろやかな味わいになるらしい。

引き揚げた日本酒は、8月ごろから釧路市内の土産物店などで販売されるということだが、はじめ聞いたときは随分面倒なことをするなという感覚だったのだが、海底で日本酒を熟成させるのはなにも「世界三大夕日釧路海底プロジェクト」がはじめてというものでもないらしい。

釧路唯一の酒蔵である福司は1919年から休まず続く釧路唯一の由緒ある酒蔵で、ポンエペレという陶製のクマの容器に入った日本酒を作っているのだが、実は、福司の目玉商品には海底力(そこぢから)という、海底炭鉱の坑道で1年間熟成させた珍しいお酒があるのであった。毎年限られた数しか作っていない人気商品なので、なかなか手に入らない希少なお酒らしい。

両者ともに釧路という場所からして、「世界三大夕日釧路海底プロジェクト」が福司からアイデアを得たのか、はたまた両者が何らかの関係があるのか、ニュースでは一言も触れていないため分からない。と、ニュースを漁っていたら、佐渡や志摩でも日本酒を海底に沈めて熟成させる試みが行われいるらしい。これからはこうしたことが常識になっていくのかもしれない。

https://dailyportalz.jp/kiji/koguma-nihonsyu
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230618/7000058450.html

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