千代田区とネコ
本日は在宅勤務にしました。
自宅で仕事をしていたのですが、昼少し前にコンビニに行きました。
ついでにパーキング猫さんの様子を見に行きました。
猫さんは、いつものようにパーキングの後ろの台のところで寝そべっていました。
亡くなったご近所猫さん仲間のお兄さん(この方は配達の仕事をしていて私の近所についてはやたらと詳しい)の話によれば、パーキング猫さんがいる辺りには他にも猫さんが数匹いて、複数の女性がご飯をあげている、建物の裏にねぐらと思われる発泡スチロールの小屋らしきものもみたことがある、とのことでした。
しかし、私が周囲をいくら歩いても、他の猫さんは見かけませんし、パーキング猫さんも夕方には会えないことがほとんどです。
周辺の建物の陰を見に行っても、小屋らしきものはありません。
他の猫さんたちはどこにいるのだろう?
パーキング猫さんは、どこで暮らしているのだろう?
今日も夕方、界隈を歩いていたのですが、猫さんには全く会えず、猫さんがいると思しき場所も確認できませんでした。
千代田区は、ネコの保護活動や地域猫活動に熱心な自治体です。
TNR活動を保護団体とともに進めており、10年以上殺処分はゼロです。
区の掲示板には、ネコの里親募集もよく出ているようです。
ご近所猫さん仲間の方も、以前はこのあたりに何匹かネコがいたのに、最近とんと見なくなったと言っていました。
千代田区は、区の地道な活動のおかげで、路上で暮らす猫の数が圧倒的に少なくなってきているのかもしれません。
亡くなったご近所猫さんも、区がTNRしたさくら猫さんでした。
自由に近所を行き来していましたが、レストランのご主人に寝床と食事を与えられ(あまりに寒いときや大雨のときは室内に入れてもらっていました)、最後はお家の中で看取られました。
野良猫であった子がこんなふうに生きられるようになったのも、区が猫の問題を解決しようと努力した成果であるようにも思います。
もしかすると、パーキング猫さんも、今はどこか近所のお家で暮らしていて、昼間外に出してもらっているのかもしれないとも思っています。
体格が良くて、ご飯がなくて困っているという感じもありませんし、近所には身を隠せるような場所も少ないので。
そして、一緒にいた他の猫さんたちも、もしかすると誰かに引き取られているのかもしれません。そうだといいなと思います。
私は、千代田区(の東側)に住んで10年経ちましたが、このあたりは、マンションがいくつか建っているものの、大きな通りを外れると、個人商店や昔からの住民の方も住んでいます。
東京の都心部に近いところにしては、静かでのんびりした界隈です。
そんな中で、猫さんたちも静かに幸せに生きていてくれたらいいな、と思います。
パーキング猫さんは、フレンドリーな感じは全くなく、寝そべっていても「邪魔してくれるな」というオーラを出しまくっています。
私も彼の平穏な生活を壊すのは本意ではないので、少し遠くから見守ることを続けて、そのうちどういう生活をしているのか知ることができればいいなと思うのでした。
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