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動物虐待に無関心な警察

品川区で1月の下旬に
こんなことがあったそうです。

1月25日夜半から未明にかけて
東大井において外猫用にハウスに、
大量の漂白剤がかけられていました。
一部は猫さんにもかかった模様です。

ボランティアをしている女性が気付き、
管轄の大井警察署に相談しました。

そうしたところ、

被害は発生していない
猫がけがをしたり殺されたりしない限り
自分たちは動かない
と警察官に言われたそうです。

実際捜査は一切行われず、
パトロールすらしてもらえませんでした。

そうしたところ、
1月27日に、また外猫用ハウスに大量の漂白剤がかけられ
さらに、ハウス内に衣類を入れられ日のついたタバコが
投げ込まれる事件が発生しました。
漂白剤の一部は、やはり猫にかかっていました。

これも同じボランティアさんが見つけました。

しかし、警察は事件ではないと言って
何もしませんでした。

今回の件は、不必要に猫を苦しめるもので
虐待に該当すると言えます。

明らかに外猫を狙ったものであることは明白で、
警察の対応になるべき案件です。

警察は最近、多頭飼育崩壊や
動物の虐殺には徐々に対応するようになってきました。

しかし、人間と同じように
命がなくなってからでは遅いのです。

しかも、タバコの火の件は、
周囲に延焼する可能性もあり、
これを放置する大井警察署の怠慢ぶりは
なかなかひどいといわざるを得ません。

動物愛護法に対する無知無関心は、
大井警察署に限ったことではないかもしれません。

しかし、実際に動物が苦しめられている事態が
発生しているにもかかわらず、
それを「事件ではない」と言って放置する
大井警察署の態度には、
非常に憤りを感じます。

すがる思いで相談に行かれた
ボランティアの方をバカにしている点でも
許しがたいといわざるを得ません。

私はこの件について、
警視庁に実名で苦情を申し入れました。

Twitterで苦情申し入れに賛同してくださる方を
募りもしました。

もし、私の今回の投稿を見て
賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、
警視庁に苦情申し入れをお願いします。

ウェブサイトに苦情申し入れのフォームがあります。

ただ、所轄の大井警察署に直接電話することは
おやめください。
業務が混乱する可能性があります。

どうぞよろしくお願いいたします。

<<2023年2月4日追記>>

この件ですが、
発見者のボランティアの方が
警察に捜査を求めないという決断を
されたということです。

ですので、私としても
皆様への苦情申し入れのお願いは
撤回することにいたします。

個人的には、
ボランティアさんのご決断には
承服しかねるところですが、
ご本人にやる気がないのであれば
いくら周りが盛り上がっても
警察を動かすことはできないので、
手を引くことにします。

<<2023年2月7日 さらに追記>>

大井警察が、
事件現場付近の防犯カメラ確認や
猫さんの状況確認などの
捜査を開始したという報告がありました。

今回はボランティアさんの意向もあり
苦情申し入れや拡散から
早期撤退しましたが、
それでも効果が上がり
警察が動いたことはとても喜ばしいです。

日本人は良くも悪くも
警察が動くとなると
それなりに抑止が働きますので。

まだ安心はできませんが
警察の目が入ったことは
良かったと思います。

やはりこのような問題には
苦情申し入れと
SNS拡散が効果的だと
改めて思いました。

ご協力くださった皆さん
ありがとうございました。

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