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昔持っていたカメラを懐かしむ

2年前からフィルムカメラにハマっていますが、もともとフィルムカメラは大好きでした。しかし、デジタルの波に飲み込まれ、昔持っていたフィルムカメラは全てを手放したのです。今思えば勿体無いことをしたなと思いますが、デジタルカメラは絶対に必要なアイテムだったので仕方がありません。

とくに気に入っていたのは、LEICA M5でした。このカメラは、私にとって初めてのライカでした。ロサンゼルスのカメラ市で購入したのを今でも覚えています。買った後、すぐにニューヨークのライカUS本社にオーバーホールに出しました。

M型としては異色のスタイリングで人気はありませんが、操作性の良さは抜群です。スタイリングだって、個人的には格好良いと思います。シャッターの感触を始め各部位の操作感は、LEICA MP 0.72を凌ぐ官能的な体験です。M5までが本物のライカと言ったら怒られるかもしれませんが、本当に良いカメラでした。

LEICA M5とほぼ同じ時代のライツの一眼レフカメラ、LEICAFLEXも持っていました。個人的には、この後のモデルのLeicaflex SLの方が精悍な顔つきで好きなのですが、程度の良いLEICAFLEXと出会って購入しました。これもM5と同じくらいビルドクオリティが高く、高級感がある素晴らしいカメラでした。

CONTAX IIIaは、クロノグラフのようなメカニカルなデザインが最高です。LEICA M5よりも早くて手に入れて愛用していました。LEICA M5を手に入れてから、ほぼ観賞用になってしまいましたが、眺めていて格好の良いカメラでした。

こうやって思い返すと、LEICA M5をもう一度使ってみたくなりました。

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