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Summilux-M 35mm F1.4 'Steel Rim' 復刻版が届いた

ちょうど2ヶ月前、LEICA M6復刻版と合わせて発表されたSummilux-M 35mm F1.4 'Steel Rim'復刻版がB&Hで受付開始され、それを同時にポチっていました。それから2ヶ月が経ち、忘れた頃にB&Hから発送の通知が来ました。そして本日、手元に届きました。

最初は所有しているSummicron-M 35mm F2 ASPHをドナドナして、上位互換であるSummilux-M 35mm F1.4にしようと思っていましたが、ジェットダイスケさんのレビューを見ると、このSteel Rim復刻版はかなりクセがあり、Summicron-M 35mm F2 ASPHの上位互換にはなりそうもないということで、当面、Summicron-M 35mm F2 ASPHは手元に置いておこうと思います。

さて、手の取った第一印象ですが、きわめてコンパクトなボディで200g程の軽量さに感動しました。大口径レンズは重いというイメージですが、このレンズは違いました。ストリートスナップで気軽に持ち出せます。

開放付近での描写は幻想的な美しい描写になり、絞り込むと解像感が高いシャープな描写に変化するようです。「True King of Bokeh」という異名を持つレンズの描写を堪能したいです。噂では個体差があるというので、色々試して調子を見てみたいと思います。

このドーム状のレンズに魅入ってしまい、ぺろぺろ舐めたくなります。特徴的なステンレス製のフロントリングも格好良いです。そう言えば、Voigtlanderの多くのレンズもステンレス製のフロントリングが備わっていますね。親近感があります。

LEICA MP 0.72のブラックペイントとクラシカルなシルバーの筐体が似合います。ラッパ型のレンズフードも趣があります。1961年に発売されたモデルの復刻版なので、個人的にはLEICA M6復刻版よりもM3をオマージュしたMP 0.72の方が似合うと勝手に思っています。

LEICA M10-Pのシルバーボディにも素晴らしく似合います。実はLEICA M10-Pの常用レンズにしようと思っています。デジタルにフィルムライクな味わいを与えてくれると期待しています。

レンズフィルターは、意識高い系メーカーURTHの46mmを選びました。手元にある他のライカレンズは純正フィルターを使っていますが、今回は以前から気になっていたURTHのフィルターにしました。

光を自分のものにしろ、と右下に書かれています。
フィルターひとつで5本の植樹をしたらしい。URTHは、2032年までに10億本の木を植えることを目指しているそうです。
金属ケースに入っている。クロスも付属。
URTHのレンズフィルターと丸型のレンズフードを装着

このレンズには、外付式のレンズフードが2つ付属されています。一つはオリジナルを踏襲したラッパ型(OLLUXフード)で、もう一つが丸型です。OLLUXフードは、レンズフィルターを付けることが出来ません。そのため、普段は丸型のレンズフードを使うことになります。そこが少し残念です。

スチールリム復刻版の導入で、35mmは、Summicron-M 35mm F2 ASPH、Elmar 3.5cm F3.5、そしてSummilux-M 35/f1.4 Steel Rim復刻版の3本になりました。

ということで、早速M10-Pに装着して試写してみました。全て開放f1.4です。

この滲んだドリーミーなテイストが、オールドレンズっぽいですね。色々と撮って遊んでみたいです。





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