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PENTAX 17で、ロサンゼルスを撮ってみた - 1

前回のロサンゼルス出張では、PENTAX 17にILFORD HP5+を装填し、空き時間にフォトウォークを楽しみました。出張中、フィルムカウンターで40枚目を撮影した後、フィルム巻き上げレバーが途中で動かなくなるというハプニングが発生しました。36枚撮りのフィルムだと思って装填したものが、実は20枚程度しか長尺フィルムからパトローネに巻き込んでいなかった可能性を考えました。

とりあえず、真っ暗な部屋で裏蓋を開けて手探りでフィルムの状態を確認すると、フィルムはまだ残っているようでした。どうやらフィルムの問題ではなく、巻き上げレバーが何らかの原因でスタックしたようでした。実は、似たような現象が購入直後のLEICA MP 0.72でも発生し、その際は修理に出した経験があります。とりあえず、巻き上げ作業を続けて撮影した40枚分のフィルムは無事に救出できました。

この出来事をXでツイートしたところ、フォロワーさんから「電池切れではないか?」という指摘を受けました。試しに新しい電池に交換したところ、問題なく動作しました。原因は単なる電池切れだったのです。フォロワーさんに大感謝です。しかし、電子式のシャッターが切れなくなるのは理解できても、メカニカルなフィルム巻き上げレバーまで動かなくなるのは不思議な現象でした。取扱説明書によると、電池残量がなくなると、起動時に橙色と青色のLEDが交互に早く点滅するとのことですが、そのサインに気が付きませんでした。

フィルムをカメラに戻し、レンズキャップをつけたままフィルムカウンターが「40」になるまでシャッターを切り、元の位置と思われるところまで巻き上げました。最後に撮影した部分の位置がズレて二重露光になるか、大きな隙間ができるかのどちらかだろうと予想していましたが、やはり1箇所だけ二重露光にになっていました。

飛行機に搭乗
タラップの隙間から見える飛行機。ゾーンフォーカスをミスってしまう。
席35D。映画を一本見て過ごしました。
ロサンゼルスに到着して、バスでレンタカーオフィスに向かう。
そに日の夜は、Redondo Beachで少しフォトウォークを楽しむ。
ホテルにチェックイン。
次の日の朝。ホテルの窓からの風景。
朝のロサンゼルス。ヒートウェーブで暑い日が続く。
朝のフォトウォークを開始。
逆光耐性が強いPENTAX 17。
空とパームツリー。
空き家も素敵。
ステッカーだらけの標識。
ミラーがあると撮りたくなる病。
空手道場。
バスで出勤する人たち。

カメラ:PENTAX 17
フィルム:ILFORD HP5 PLUS
現像液:Kodak HC-110 希釈率H
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9

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