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LEITZ minolta CL

今日、デジカメWatchで写真家の赤城耕一さんがLEITZ minolta CLを記事で取り上げていました。赤城耕一さんの周りで、LEITZ minolta CLやminokta CLを購入する人が続出しているらしいです。
私も1年前にドタバタとLEITZ minolta CLを入手しました。ステイホームでストレスが溜まっている時に、eBayでこのカメラ見つけてポチったのです。最近は、LEICA MP 0.72を日々持ち歩いているので稼働率が下がりましたが、(おそらく)最軽量、最小ののMマウントカメラとしてとても気に入っています。さすが、"CL=Compact Leica"です。

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最初は、内臓露出計で四苦八苦しましたが、今では内臓露出計のクセの把握、単体露出計の導入、そして体内露出計の向上でその悩みも解消されました。おかげで、露出が大きく外れることは、ほぼ無くなりました。

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折角のMマウントのカメラですが、残念ながら私が所有している現行モデルのSummicron-M 35mm F2 ASPH とElmarit-M 28mm f/2.8 ASPHは、後ろ玉が出ているため受光素子がアームで飛び出てくるこのカメラには装着できません。
一方、Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SCは問題なく装着できます。しかしレンズが重いので、LEITZ minolta CLの軽いという良さが削がれます。

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このカメラは、エルンスト・ライツ社(現ライカ社)とミノルタが業務提携し、共同で設計、 ミノルタが製造したカメラです。1973年に発売されました。当時のハイエンドモデルLEICA M5の設計思想を引き継ぎ簡略化しコンパクトにまとめた意欲作です。個人的に、凝縮感ある外観はM5よりも格好良くて好みです。ただ、機能に基づいたデザインという意味では、M5はとても使いやすく優れたモデルでした。
勝手なイメージですが、LEITZ minolta CLはRollei 35とLEICA M5を足して2で割ったようなモデルです。

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赤城耕一さんが指摘している、ライカのネーミング迷走問題は深く同意します。LEITZ minolta CLは、ライカとミノルタのダブルネームですが、海外ではLEICA CLというネーミングで販売していました。そのため、デジタルカメラの現行LEICA CLとフィルムカメラのCLと混同して、ややっこしくなっています。例えばCLD(デジタルのD)など、過去モデルとの差別化に配慮した名前にして欲しかったです。LEICA MP 0.72と、いちいち"0.72"を付けているのは、オリジナルのMPと差別化しているためです。

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とても素晴らしいカメラですが、ボディは薄く華奢です。ぶつけると容易に凹んでしまうのではないでしょうか。軽量化とのバーターなので、仕方がありませんね。M5と同じくストラップが縦吊りですが、これは意外と便利です。シャッターを押す左手側にストラップが無いので、操作感を高めています。

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Mの称号こそ与えられませんでしたが、ライカM型の血統であることは間違いありません。大袈裟ですが、フェラーリーに対してフィアット・ディーノのような存在です。これからも愛していきたいと思います。

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カメラ:LEITZ minolta CL
レンズ:Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC / Minolta M-Rokkor 40mm F2
フィルム:ILFORD HP5 PLUS
現像液:ILFORD ILFOTECH DD-X
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:ILFORD SIMPLECITY
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9

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