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MP用にQuick Release Plateを買ってみた

ライカM型のフィルムカメラの三脚取付け穴は、レンズの光軸上にあるのではなく、構造上右側に配置されています。三脚に取り付けても問題はないのですが、見た目が不安定で気になってしまいます。

光軸上に三脚取り付け穴が無い、フィルムのM型。アルカスイス互換プレートは端っこに付く。
置くと斜めになって不恰好。

これまで使っていたのは、SIRUIの小型三脚に付属してたアルカスイス互換のプレートです。美しいM型のスタイリングデザインを阻害するだけではなく、テーブルに置くと斜めになってスマートではありません。

三脚に装着すると落ちそうで怖い。ただ、実用上は問題ありません。あくまでも自分の感覚的な問題です。

その問題を解消するため、ACRATECHから発売されているアルカスイス互換のクイックリリースプレートをB&Hから購入しました。手元に届いたら、ただのプラスチックバックに入っただけの簡易的な包装で、このざっくりとしたスタイルが米国製らしく素敵です。ちなみに、ACRATECHの雲台はメカニカルなデザインが個性的で格好良いので、いつか買ってみたいと思います。

早速、付属の六角レンチを使って装着しました。底蓋にしっかりはまるように土手が設けられており回転やぐらつきも無く、しっかりとフィットしました。信頼性は高そうです。
プレートはマットブラックのアルマイト処理されているので、ブラックペイントのMPとは少し合っていませんが、気になるほどではありません。M6のブラックモデルならば、ピッタリと合うと思います。

底面を全て覆わないので、プレートを装着したままで底蓋を開けることができます。これは便利です。

プレートを装着したまま、しっかり自立できます。M型のボディラインを損なわない非常に低いシルエットなので、三脚を使う撮影の日は最初から装着したまま使おうと思います。

RRSのクランプに装着したら、しっかりとホールドしてくれました。細かいことを言えば、光軸をマーキングしてくれれば更に良かったと思います。

最も使用頻度が高いPeak Designのトラベル三脚も、全く問題なく装着できました。これで三脚を使用した撮影も楽しめます。



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