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「時代」という便利な言葉

先に言っておきますが、批判記事ではありません笑

ただなんとなくふと思っただけです。


この言葉を大人は割と頻繁に使うんじゃないかなと。

「いやぁ、あれはああいう時代だったからねえ」
「あの時代はしょうがないよね」

便利な言葉だなぁと。私は今20代後半ですが、もう少し若いときは、この言葉を「便利な言葉」ではなく単に「ずるい言葉」と思っていました。

どうせ説明してもわからないだろうという大人の雰囲気、もしくは本当にその事象を説明できなかったのかもしれません。「時代」のせいにするしか説明できなかったのかもしれない。

当時20代前半の私は大人が逃げるときに使う言葉、それが「時代」だと思っていました。

若干今でもその認識があるかもしれません。

でも、年月を重ねておじさんに片足つっこんだ今の私からすると本当に便利な言葉だと思います。

同年代には伝わるし、若い世代には「そういうものだったんだな」と無理やり納得させることができる切り札の言葉、「時代」。

最近、自分が小学生だった時の音楽を聴き、当時を振り返っているとやっぱり言葉にできないものというか、あの当時のなんとも言えない雰囲気というのが、頭の中を錯綜していました。

私の子供のころは、だいたい1990年代~2000年代なので、ルーズソックスとかヤマンバとか(あのガングロ厚化粧の人たち、ヤマンバでいいんですよね?)

そんな流行がありました。ちなみにその流行は今でも理解できません笑

でも、そういうのって今でいう地雷メイクとか、あと…半おじさんなので最近の流行知らないですけど笑 あっ、韓国系の化粧とかね(曖昧)

そういうのと変わらない。なんでそういうことをしてたのかと説明を求められても、やっぱりそれは時代だからなんでしょうね。

しいて言うなら、その当時影響力を持っていた人がやっていたことだからみんな真似したんでしょうけどそれもひっくるめて時代って説明でなぜか腑に落ちます。その当時はそういう人が求められた、今でいうバズったということでしょうからね。


すごく便利な言葉ですが、やはりはぐらかす意味合いも強いので多用すると信頼失いそうだなぁ。

「時代」という言葉は人の心に顕著に線引きをする言葉だと思っています。

同年代の結束は強めるけど、別の時代の人間にこの言葉を多用するとその確執はどんどん広がっていきます。

なので若い人たちと接するときにこの言葉はあまり使わない大人であろうと思っています。

自分を常に新しく更新できる人間でないと、流れた時代に取り残されたまま独りぼっちになってしまう。長く生きればそれだけ時代も流れ、新しい時代の人間も増えていくわけですからね。

これから新しく社会人になるみなさんは、「時代」という言葉を使う上司と戦うことになるかもしれませんが、それに影響されて「時代」に固執するような大人になってはダメですよ。また、大人のみなさんは攻撃的な「時代だからぁ!」は無条件に、かつ理不尽に別時代の人間を突き飛ばしているということを忘れないでくださいね。価値観を共有できる人には「時代」の言葉を使うとつーかーで伝わったりして、すごく便利なので、同期の飲み会では積極的に使いましょう笑

なんで、私は注意喚起をしているんでしょうか笑。

すみません、昔の自分がそうだったもので…笑

まとまらねえなぁ…やっぱり久々にまともに文章書こうとするとこうなるんだなぁ…笑

文章力アップを目標にしつつ、また来週なにか書きましょう…


お   し   ま  い    笑

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