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【ラブライブ!】「もっと早く出会っていれば!」への回答

※2022年にはてなブログで書いたものを加筆・修正したものになります

オタクあるあるなのだが、自分にとって最高のコンテンツに出会った時に

「もっと早く出会っていればよかった!」
「なんで教えてくれなかったんですか?」

と思うことがある。思ったことありますよね!?
これはリアルタイムで熱狂できる機会を逸しまくったことへの後悔である。本当は身近にあったのに見過ごしてきたせいで、感動や体験に触れることができなかった…今、こんなにハマっているのに!ということだ。

このように、過去を思ってクヨクヨすることもあるだろう。
そんなとき私は、そうはいってもそのコンテンツと出会った時にこちらの扉が開いているかどうか分からないからしょうがない、と割り切るようにしている。

言い換えれば、コンテンツに出会った瞬間と自分の興味関心の方向性がピッタリ合わないとそれにハマれないため、「もっと早く…」などとすら思えないということ。

現代には膨大なコンテンツがあり、熱狂できる分野はまだまだ残されているかもしれない。でも、それらは忙しくて手出しができないか、知らないか、興味が持てていないかのいずれかなのだ。
仮に教えてもらったとしても、過去の自分だと「ふーん、でも今は〇〇で忙しいからな」で一蹴していたかもしれない。私が今から万年筆のことを話してもハマるのはごく少数か、全くいないはずだ。

だから、そのコンテンツにハマった時が最速の「出会い」。後悔するとはいえ、最速で取り戻すべきだろう。


早くも余談となるのだが、私がそう悟るようになったのはμ'sを追いかけた時だった。

私がμ'sと「出会った」のは2015年5月のこと。ご存知の通り、μ’sは翌年4月に活動休止を迎えたので、応援できた期間は1年にも満たない。
それでも舞台挨拶とファイナルで会えたので、個人的にはかなり幸運な部類にあたる。しかし、それでもやはり「もう半年くらい早ければ5thライブにも行けたかもなぁ」「ファンミにも行けたかもなぁ」と、後悔の念が押し寄せたものだった。

それから数年経ったある日、あることに気づいてしまい、そう考えるのをやめた。

実は2013年に、ラブライブ!と出会っていたのだ。

当時、私はソーシャルゲームの発掘にハマっており、雑誌を読みあさっては手当たり次第に遊んでいた。
その中にスクフェスがあったのを、不意に思い出したのである。

2013年にリリースされたスクフェスは、当時としてはかなりのクオリティで「面白い音ゲー」として認知されていた。ここからラブライバーになったという方も珍しくない。
私もスクフェスに好感触で、続けていける実感があった。2013年からラブライブ!にハマっても全くおかしくなかった。ちなみに当時は誰も分からないので、「誕生日が近い」という理由でことりちゃん推し。今はかよちん推しなので、運命が変わっていたかもしれない。

しかし、スクフェスを遊ぶことは早い段階で断念することとなる。

私のスマホがオンボロすぎて、チュートリアルから進まなかった。

いくら再起動を繰り返しても、よくてチュートリアルを終えた後のロードで止まってしまう。何度試してもダメで、ついに

「これ、先に進んだとしてもマトモにプレイできないだろ…」

と悟り、アプリを捨てることを決めた。それから、ラブライブ!とは疎遠になった。

再びラブライブ!と出会ったのは、先述の通り2015年だった。
その時は友人やクランの仲間との話題作りに見たのだが、見事にハマってしまった。この時、スクフェスのことはさっぱり忘れていた。2年越しに私とラブライブ!が出会い、その時はバッチリ合ったということか。

長くなったが、やはりコンテンツに触れ、ハマるきっかけは興味関心やタイミングにもよるのだと思った。
2013年にハマっていれば、おそらく3rdライブやアニメ2期を追うこともできただろう。それはそれで面白い未来が待っていただろうが、私がハマった最速のタイミングは友人に誘われて少々抵抗しながらアニメを見た時なのだ。

新田恵美さんは、「出会った瞬間が「ラブライブ!」の始まり」と言った。まあ、私のラブライブ!は2013年からだったので、エマちゃん(虹ヶ咲)の「やりたいと思った時から、きっともう始まってるんだと思う」を引きたいと思う。

https://twitter.com/nittaemi85/status/978826978277998593?s=20

興味を持った(持てた)時点で、キミの物語は動き始めたんだ!
最高のコンテンツに出会えた今を楽しみましょう!

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