リモートワークって案外楽じゃないよって話

 コロナウイルスの上陸に伴い「リモートワーク」が注目を浴びるようになりました。少し前から働き方改革関連でよく耳にするようになった単語ではありますが、ここ一か月くらい本当によく聞くようになりました。

 筆者は現在リモートワーク可の会社で働いています。いわゆるフルリモートフルフレックスというやつです。いちおうオフィスはありますが、基本的にどこで働いてもよし、slackなどでコミュニケーションがとれる状態にしておけばOKという感じです。フルフレックスでもあるので仕事が早く終わるのであればいつ帰ってもOKです。

 現在は週に2・3日オフィスに行き、それ以外の日は自宅で仕事をしています。この生活を始める前はなんとなくリモートワークに憧れがあって、リモートワークができる環境を選んで飛び込んだわけですが、想像と違う部分も少しありました。

 まあ想像と違ったといっても「そんなの当たり前じゃん」という話ではあるのですがね。まず、「思っていたより自宅には誘惑が多い」ということ。自宅で仕事をするとなると、いつも寝たり遊んだりしている場所で仕事をすることになるわけですが、そうなると誘惑が多いわけです(筆者がワンルームに住んでいるせいもありますが)。いつも触っているプライベート用のPCは目の前にあるし、ゲーム機だってある。遊び以外にも「あ、そういえば洗濯してなかったな」とか気づいてついそちらに手を伸ばしてしまう。この問題はコワーキングスペースなどに行くなどで解決できるのでしょうが、それならオフィスまで行くよとなる。2DKくらいに引っ越して仕事用の部屋を作るのが理想かもしれませんが、若者にはなかなかハードルが高い。面倒ですし。

 二つ目に、意外とリモートのコミュニケーションって大変という点。slackやgoogleハングアウトを利用して会社のほかの人とはコミュニケーションをとるわけですが、対面で会うのと交わせる情報量は比べるべくもなく。仕事で困ったことがあったとき、気軽に「ここで困っているのですけど…」とするのが難しい。できたとしてもネットワーク越しだと伝えるのが少し難しかったりする。なのでリアルで話そうとなるのですが、リモートワークが基本の会社だとスケジュール合わせが必要になってしまいます。リモートワークでもコミュニケーションツール整備すれば全部大丈夫、とはいかないなあというのが実際に体験した感想です。

 東京の満員電車などを見るにリモートワークやフレックスはもっと推進されていくべきだとは思いますが、自分のような怠け者はそれに備えて準備をしておく必要がありそうです。noteでもそのあたりの知見はかなり書かれているので、参考にするとリモートワークに切り替えたときに戸惑わなくてすむかもしれません。

 以上、戯言でした。

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