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日本神話_アマテラスとスサノオの兄弟喧嘩

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日本神話において、イザナギとイザナミが中心の話やアマテラスたちが中心の話など、いくつか章があります。

アマテラスたちが中心の話を紹介します。


音声で聴きたい方はこちら

スサノオの追放


スサノオは泣き喚いていました。

なぜなら、お母さんに会いたい!と。

お母さんとはイザナミのことですね。

イザナミはすでに死んでしまい、黄泉国にいます。


つまり、スサノオは、イザナミに会うために黄泉国に行きたいと泣き喚いたのです。


なぜイザナミが死んでしまい、黄泉国にいるのかを知りたい方はこちら


泣き喚くスサノオに対して、アマテラスは激怒して高天原(たかまがはら)から追放してしまいます。

アマテラス姉ちゃん、厳しい…。


信用をしてもらうためのモノザネ交換


スサノオは追放されたので、別れを告げに高天原(たかまがはら)へ向かいます。

しかし、アマテラスは高天原(たかまがはら)を奪いにきた!と思ってしまいます。


スサノオからすると、とんでもない誤解です。

なんとかして誤解をときたい…。


そこで、誓約(うけい)という占いを行います。

これがモノザネ交換と言われる方法です。

が、ルールがめちゃくちゃ分かりづらいです…。

現代人にとっては馴染みのないルールだからなのでしょうか。


まず、アマテラスはスサノオの剣から3柱の女神を産みます。

一方、スサノオはアマテラスの勾玉から5柱の男の神を産みます。

スサノオの持ち物から女神が産まれたので、スサノオの潔白が証明されました!

つまり、スサノオの勝利でした…と、よくわからないですね。


ちなみに、日本書紀には男神が産まれたら勝ちとされています。

だとしても、よくわからないですね…。

また、アマテラスから産まれた女神を宗像三女神と言い、2017年に世界遺産に認められました。 


こうして、スサノオは身の潔白を証明されて、安心したのか高天原(たかまがはら)に居座るようになります。

そして、スサノオはイタズラをしまくります。

田を荒らしたり、糞尿を撒き散らしたり…。

というエピソードがアマテラスの岩戸隠れという有名な話につながっていきます。

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