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3歳に学ぶ悪い空気の変え方

寝る前に3歳のぼうやとケンカした
おしゃべりの上達したプレ4歳は
ママ仕込みの嫌味の使い方も達者だ

ねえ、さっきなんでケンカしちゃったんだろ
ママもぼうやも嫌な言い方で
悲しくなっちゃったかなーと思うんだけど

反省会をし始める私
教育的な目的からではなく
単純に自分の疑問と今後の対策として
ひとりごとのように話し始める



すると
ぼうやが一言

ねえねえ楽しく楽しく
楽しい『のらねこぐんだん』読んで
ヨシにしない?


手元にはお気に入りの絵本


ああ確かにそうね・・・!
私たちはもう寝るのだし
2人とも眠くて機嫌が悪かったのだし
今日はもう終わる。
最後の瞬間くらいわかりきった反省会でなく
明日のために心穏やかに
たのしい時間をすごそうじゃないの。


家族なんだからさ
まして親子なんだからさ
責任の所在を探るような真似はやめて
楽しく楽しくいよう




最近のぼうや先生は
ネガティブな私をこうしてたしなめる

話題のすり替えや
空気の変え方がやけに上手い

お風呂にて
「あれ?掛け湯して入った?」と聞いた時も
「みてみて、カブトムシ!」と
必死におもちゃを見せてくる。

分かっていて知らないフリ
分かっていて聞かないフリ
分かっていて話題のすり替えをするのだ

まあ大きくなったこと
ママも負けてらんないわね。



余談
前回のぼうや先生であった話



あー
君はなんてカッコいいんだ
ママ、ぼうやになりたい。

を、もう一度言ってみた。
3歳になった今どんな反応をするのか
知りたくなったからだ。

すると


なんで?ママカッコいいし
いちばんおとなじゃん。

といって抱きしめてくれた。

続いて言う

ママは今日も僕に
おもちゃを買ってくれたでしょう?
そうだよねえ?

具体例まで上げて褒めてくれる
そして本人に同意させる完璧なやり方

ひねくれたママから
どうしてこんなに強く美しく
まっすぐな子が産まれるのかしら

せめて邪魔しないよう
そしてこんなに素晴らしい子の
かっこいいママとして
振る舞っていこうと思います。


はー

なんて恐ろしい子ッ!

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