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扇風機のお手入れ

6月になった途端、30℃です。まだ家の中は涼しい(上がっても25℃くらいまで)けど、家事をしてたりすると暑い。だからこの数年(更年期で突然暑くなることもあったもので)扇風機サーキュレーターをめちゃくちゃ使っています。出番だとばかりにひっぱりだしたら・・・

きったな!!!

背面はもちろん、全体にべとっと埃がついている。これ、身体に悪そう。
ということで、特に用の無い土曜というのをいいことに、扇風機の掃除を始めました。なんか、簡単におわるかなぁなんて思っちゃったんですよね。

日本の扇風機だと、掃除しやすいように扇風機の前面が結構すぐにかぽって取れるじゃないですか。でもね、こちらのはそういう配慮はない。ドライバーをもってきて、でも外すネジが少なくとも8本あって、それが分かった時点で電動のスクリュードライバーを出しましたが、とにかく8本外して開けねばならない。8本て!!!

で、ですよ。老眼なものでなかなか見えませんの。しかも我が家の扇風機は黒(というか他の選択肢無し)で見えにくい、ネジの穴にドライバーを当てずっぽうに差し込み「このへんかな」と・・・当然時間がかかる。

ついでにいえば、まず最初に表面にはりついた埃を取り除かないと汚くて触りたくない。扇風機を抱えるようにして仕事をすると私の服にめちゃくちゃ埃がつく。(我が家のやつは50cm四方くらいの正方形でして、床にそのまま置くタイプです。)あかん、まず大量のキッチンペーパーが必要なやつじゃん。

パンデミックのおかげ?もあり我が家には70%アルコールが大量に常備されてましてね。いや、クエン酸とアルコールのセットで、結構皆さんのお家にもありますよね?
とにかくそれを出してきました。扇風機のあちこちにキッチンペーパーをのせてアルコールを霧吹きで拭きかけて。

「石鹸が最初でしょうに」

わかっております。でもとりあえず表面の埃(かなりの量だった)を飛ばさないように取り除きたかったんですよ。あまりの汚さに埃からバイ菌が飛び散ってもアルコール消毒されてるといいな、というあまり根拠のない対処の願いもありましてね(こういう無駄なことは手が荒れるだけなのでしないほうがいい)。

結局、ネジが沢山で、なかなか簡単に外れないフタで、中身も掃除しやすくなんて心遣いは一切ないタイプで(アメリカなんてそんなもの)この掃除に2時間弱かかりました。手袋してても穴があいちゃったりしたんでしょうね、石鹸とアルコールで手はガサガサだし、かなり大量のキッチンペーパーと綿棒も消費してしまいまして。単に私が掃除下手だから、ですかね。


本来こういうのはこまめにする(せめてシーズンの始めか終わりには)ものでしょうが、うーん、こちらのひとはどうやって掃除してるんでしょう。それともあのネジでがっつり留められた構造を見る限り「ユーザーが掃除する」なんてこと、考えてないのかな。
日本だと結構みなさん、ちゃんとお手入れで掃除されてる気がするんですがどうですか?

まぁ、2時間かけたおかげで扇風機を回しても「ゴミやバイ菌を撒き散らかしているかも」の気持ち悪さはまぁ、最小限になった気がします。こころなしか風量も強まったような。どんだけ埃でカバーされちゃってたのかって話ですね。

そうそう、ファン(プロペラ)部分が外せなくてちょっと掃除が大変だったんですよ。日本の台所換気扇のために「膜になるものを塗っておいて、掃除のときそれをはがすだけ」っていうの、ありましたよね?いやマジでそういうのを扇風機に使いたい、と思ったのでした。

なんだろうな、日本の家電とかその周辺のもの(掃除用具含む)ってほんと、カユイ所に手がとどいててイイですよね・・・



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