文句や悪口は好きじゃない
もともと「誰かとべったり」は出来ない。以前にnoteの知り合い内で自分のコンフォートゾーンみたいなことを言葉で表現してみよう、みたいな企画(いや、あれは個人企画というより、最初に書いた人にみんな勝手に倣ったのかな)があったが、私のそれはすごく見通しはいいけど広いひろい牧草地の真ん中に私がいて、大体のひとは結構遠くの柵の側までしか入れない様子、って書いた気がする。しかもその柵は2重、3重で、入り口をこっちが教えないと内側にはいってこられなかったり。
もちろん、それぞれの距離なりに仲良しはいるし、実際仲良しでいてくれる人たちはその距離を「ああ、ともこさんの距離感ね」で許してくれる人だ。
この年齢になってきて、友達関係が希薄すぎじゃない?とちょっと思い始めていたのだが、「いや、私の距離には意味があった」と思い直すことが時々おこる。
私はあまり怒らないほうだ。と思う。
と言うか、私の場合それは「みんな離れた柵の外」だから怒る必要もない、期待することもない、ってことなのかもしれない。でもこの距離は私を平穏で居させてくれてるんだよね。
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最近地域のお祭りの準備を手伝っている。で、一緒に仕事をするひとたちが連絡の行き違いから進まない仕事、報告がないから進捗が不明なタスクなんかに切れて その結果が他人の悪口になる状況っていうのは とてつもなくツラい。聞いていたくない。
そもそも期待しすぎてる。もし気付いたなら自分から言葉で伝えたら良いんじゃないか。怒るのはその、2段階先じゃないかな。
とは思うけど、そのまま言ったら角が立つよな、と思い、時々さらっと、アホのふりで違う視点を投げ込んだりするけど 文句と悪口が飛び交うところではそれらは全く役に立たないこともある。いや、その方が多い。だから同意もせずただ黙るしかない。そして私はまた、1歩、2歩とそこから遠ざかる。
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いや、私も愚痴りますよ。だけど誰かとの間で「秘密ね」と断って話したものは大抵どこかで漏れる。だから「愚痴だーーー」と盛大に、メガホン(って今はないのか?)を空に向けて騒ぐ。そうなると告げ口は何故か減り、むしろ「バカね、あのひと」とくすくす笑って通り過ぎてくれるひとが増えるのはなんでだろう。そういえば私のnoteってそんな、空に向かって1人騒いでるだけの場所だよね。
そうやってバカでいると思わぬ、そしてある意味全くお互い見返りを期待してない美味しい出会いもある。ああ、オオカミが飛び込んでくることもあるんだけど、じっとしていると立ち去ってくれることも多い。私じゃ餌にも仲間にも思えないんだろうね。
人付き合いは面白い。だけどもう年齢も重ねてきたので近すぎなのも勘弁、である。新しい人、面白い人に会えるのは人生の宝だけど、どの距離で付き合うかはやっぱり、自分で決めたい。文句や悪口は、出来るだけ減らしたいんだよね。
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