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フィンランドがすき

写真はいつかのAirbnbで宿泊していたアパートのかわいいフィンランドたち。
フィンランドは私にとって、小さな「かわいい」が沢山詰まった国。

決して旅行客を飽きさせない派手なアトラクションがあるわけでも、趣のある長い歴史を持っているわけでもない
私ってば、どうしてこんなにフィンランドが好きなんだろう?

言葉がいらない心地よさ

自慢じゃないが私の英語は海外で通用しない。
フィンランドではご老人や子ども達を除き、ほぼみんなが英語を話せるが、英語は彼らの母国語ではない。
買い物に行っても街を歩いていても、こちらが必要な時以外は彼らは話しかけてこない(事が多かった)でも見守ってくれているのか、困っていると私みたいな旅行客をみんな助けてくれる。
フィンランドでお世話になった方々も、私に対して積極的に話してくるタイプではなく、目があって言葉ななくても自然に通じ合える空気を作ってくれた。
(今思うと、私が話せないからなんだけど)
押し付けてこない距離感が本当に心地よくて、私はこの国にいていいんだなって思えた。
自然の中でふと何時間もぼーっとするのが良しと思える、立ち止まって全体を眺める余裕を私に与えてくれる国。

最初はムーミンとかもめ食堂に憧れて

最初にフィンランドへ行ったのは20代最後の年、ムーミンオフィシャルのムーミンの世界をより楽しめるツアーに参加しました。
私は思春期にムーミンパペットアニメーション(全部の声を岸田今日子が担当している)を見て以来、ムーミンがどうしても好きだった。
ムーミンの世界、そして憧れていた「かもめ食堂」の世界を堪能しました。
森と湖、マーケットと海の見えるカフェ、シナモンロール…素晴らしかった。

フィンランドの自然に両親の故郷の北海道を重ねてみたり、日本から1番近いヨーロッパということで、親近感を持ったんだ。
今までに4回のフィンランド滞在についてはまた別に書こうと思います。

フィンランド語と出会ってしまった

敢えて「出会ってしまった」としたのは、フィンランド語は楽しくて辛くて果てしなく恐ろしいから…世界で最も難しい言語に選ばれているだけあります。
まだまだ習得の足元にも及ばない状況ではあるけれど、中毒性のあるこのマイナー言語に取り憑かれてもう何年も何年も机に向かい続けています…。

何度かの旅行を通して「KIITOS–キートス–」「MOIMOI–モイモイ–」なんて、可愛い言語だな〜と興味を持ち、「フィンランド語は猫の言葉」なんて本もあるから、猫好きな私はもうすぐに「フィンランド語を勉強しよう!」なんて思ってしまったのです。

なかなかフィンランド語のクラスも少なく、辞書も選べるほど種類がない&高い。
こりゃあ孤独に勉強するしかないのかなと思っていたけれど、幸運なことに東京にはフィンランド語を学ぶ仲間がいて、私は彼らに出会うことができました。
そして更にフィンランド好きの世界が深く広がっていくのです。

フィンランド語学習についても積極的にアウトプットしていこうと思っています。勉強頑張れ、私!

フィンランド好きな人がすき

フィンランド語を学んでいく中で、本当に沢山の人と出会っています。
縁あってフィンランドイベントを何度か開催しているのだけど、来てくださる方は本当に素晴らしい人たちばかり。

どうしてフィンランドが好きなのか、友人達に聞いてみたことがあった。
「フィンランドの○○が好き」はみんな沢山出てくる。
しかし、なぜ好きなのかの答えは「なんとなくどうしても、好き」で、みんなで共感しあった。そうだよね。

noteを通してフィンランドの世界がまた広がると嬉しいな。

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