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卒業証書が着払いで届いた

卒業式から1ヶ月。
卒業式に出なかったわたしの元に
卒業証書が入った箱が届いた。でかいです。

配信でみた卒業式

卒業式列席者には、当日式後に先生から渡していただける。
わたしも参加するつもりでいたが、
翌週のコンサートチケットが当たったため
資金をそっちの遠征に全振りすることにした。

卒業式ー天秤_遠征 (伝わりにくい文字絵)

ソンナリユウ。

オンライン授業の際に、先生から(通信生は)
「式にでる人は多くないですよ」と聞いていた。
うーん。4年次はスクーリングをとらなかったし
知り合いもいない。
会場が駅から遠いから簡単に諦めた。

当日オンラインで式を見て、大変感動した。
現場で華々しい演出を体感したかったが
溶け込めない予感もあり、
自宅でお昼ご飯を用意しながらみた。

せめて正座してみなさいよ!

キッチンにタブレットを持ち込んでの視聴
先生方のお話に泣けた。玉ねぎを刻んでいないが泣けた。
この学校で学ぶことができてよかったと心から思った。
1ヶ月経ち、憧れの「美」の金色刻印が入った筒を握り
今日も無職活動がんばります。



これから卒業する、遠地の方々のために記しておきます。

着払いで届いた卒業証書

卒業審査云々あたりに通知があります。
卒業式出欠の確認はありません。
行かなければ宅配便です。
学位記(卒業証書)は着払いで届きます。
関西で1630円でした。でかい箱です。
筒はありますが、中は入っていません。
箱の底にある白封筒に入っています。
そして成績表も入っています。
とても素敵な紙です。丸めたら皺になります。
もったいない。

絵を描いていた祖父に話したいなあ 

証書という区切りとわたし

この1ヶ月、自分が本当に卒業する権利を得られたのか不安があり
学校名を書かず、曖昧設定にしていた。
部屋のなか、
テキストも画材も整理せず積まれたままであるが
そろそろ片付けるか。と届いた箱を抱えて思った。
区切りの箱だった。
現物を見て“感じるもの“は、考えていたよりもデカかった。

14歳で憧れた「美大生」
58歳で編入し学生証を持ち、60歳で憧れの学位を授かった。

証書1枚の中に、この2年が詰まっているというより
ちょっと異なる感じ。そうだ
14歳で思い描いた「あこがれ」と対面したような気分だ。


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