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〜素敵な仏旅始めましょう(1)〜

はじめてのnoteデビューでございます。

皆様よろしくお願いいたします。

見仏記をつれづれなるままに書かせて頂こうと思います。

仕事が終わり家に帰り主人と2人で近くの越生・毛呂山界隈へ

越生町駅よりほぼ真っ直ぐにいくと山吹の里と呼ばれる場所がございます。

太田道灌で有名な土地に如意という地名あり

その地名の通り如意輪観音がおいでになりますの

お逢いできるのがあまりに嬉しくて朝10時に伺ってしまいましたの

あ〜残念、13時30分からでしたわ

悲し

では、待ちながらお近くのいいところへ参りましょう

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朝は、寒うございましたのにとってもあたたかくなりましたから冷たい削りイチゴをいただきましょう

こちらは、毛呂山にある苺の里 ichigogari.org

年が開ければイチゴ狩りも楽しめますので是非皆さまお越し下さいませ

まだ、時間がありますわね

そういえば!毛呂山町歴史民俗資料館さまに素敵なあの方がいらしていたわ

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目がアーモンドアイというよりもサヤインゲンを彷彿とさせるあの方、きりりとしたお顔で男前な方、役者で言うと横浜流星かしら

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涙袋もキリリとした目を強く表しておられます。

桂木寺伝釈迦如来坐像(〜2020.11.15まで展示中)衣の流れも美しくおられます

実は、近年の研究で左手に薬壺をのせたホゾ穴が確認されたの「薬師悔過やくしけか」に基づく薬師如来である可能性が指摘されたそうなの!歴史は、変わるわ!

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9世紀以降、天災や疫病などの災いを無くす「薬師悔過」と呼ばれる仏像修法が行われ全国で薬師如来像が造られたそうなの他にも近くにいらっしゃるので今度是非!お逢いしに行きたいわ

そうそう修復前のお姿もお見せするわね

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お顔が全然違うでしょう。修復する時代やセンスで変わるのでしょうね。

こちら毛呂山町歴史民俗資料館 town.moroyama.saitama.jp

は、入館料なくどなたでもご利用いただけますのお近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りくださいませ

では、そろそろ本命に逢いにいきましょう

如意へ如意輪観世音とMAPには出ておりますの

片方は崖の細い道を車で上がると広場になった場所がありそこに駐車するのですわ

もう嬉しや

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さぁ、階段も軽やかに!いきませんわ…腰が重いですわ…いけませんわ

でも、頑張りましたわ

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さぁ可愛らしいあの方に逢いに参りましょう

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お顔がふっくら可愛い方なの、女優さんでいうと橋本環奈さんってところかしら

裾に流れる薄衣を羽織っているのがよくわかる美しい衣の流れ、ずっとおそばにいたいですわ

この方のことを如意輪観音半跏像と言いますの

この方、平安時代後期(応保二年)1162年、平治の乱発生して間もないころに作られたそうなの身体の中(背中)に書かれていたのが見つかってわかったそうなのそれで関東最古の木造仏とわかったそうなのよ!歴史ってすごいわね

頭部と胴部は、カヤの一材より彫りおこし前後割りはぎになっていますの

毎年11月3日に「とっかえ餅」という行事が観音堂で行われたそうなの

だからこんなに可愛らしいお顔の如意輪さんなのかしら

如意輪観音さんのこと書きますわね

・如意→意のままに智慧や財宝、福徳をもたらす、如意宝珠という宝の珠のこと

・輪→煩悩を打ち砕く法輪を指す

その二つを持った観音菩薩のことを指すのですわ

素敵なお顔にお逢いできてほんとに幸せな1日でしたわ

素敵な1日をありがとう感謝いたします。

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