イスラエル ネタニヤフ首相は政治的に終わった 2


(イスラエル首相府の動画から拾ってきました)


イスラエルの特務機関シンベト(シャバク)の職員5名が死亡したとの報道が出ている。これだとハマスの戦闘員はシンベト職員の自宅か秘密事務所の場所を特定したうえで襲ったということだろう。いずれにしても、事前準備としてシンベト職員を特定したうえで(これは難しくないはず)、尾行する必要がある(イスラエル国内で行うのは難易度が高いはず)から、イスラエル人の協力者がいたのだろう。そうとしか考えられない。

シンベト長官の辞任、罷免はさけられないだろう。

元CIA長官の見立ては、イスラエル軍およびシンベトがハマス内部に持っていると信じた人的情報源はダブルエージェントだったのだろうということだ。

ハマスの情報部門責任者が、これはイスラエルに提供してよい、この情報は、ちょっと加工してイスラエルに提供して、イスラエルが信じている情報源の価値を高めてあげようかとか、いろいろ吟味して「イスラエル協力者」に提供された情報を、シンベト職員は満面の笑みで受け取っていたことになる。はたからきくと、間抜けな話だ。。

イスラエル側がパレスチナ人を抱き込む場合は、金、女、男(ホモ含む)、病気の治療(家族を含む)を使うわけだが、パレスチナの大義のためには、例えば、妻、子供がイスラエルで病気の治療を受けられず死んでいく、そんなことは小さなことだとした、パレスチナ側の覚悟を感じる。

上記とは別な動画をみるとアメリカのインテリジェンスの専門家は、ハマスは、重要情報のやりとりを通信ではなく、古典的なやり方、つまり、口頭で伝えるという方法をとったのではないかと言っていた。。これだとイスラエル得意のサイバー戦はつかえず、ヒューミント(協力者による情報活動)頼みになるな。

状況が落ち着けば、首相経験者のベネット、ラピッド、バラクやモサド、シンベトなどの特務機関長官経験者でネタニヤフに疎まれた人間たちが声を上げるだろう。

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